2015-01-01から1年間の記事一覧
よいお年を。 拙tumblr『クロノグラフになれなくて』にて連載していた小説『世界の終わり頃』が無事に完結。 http://satellitecrouka.tumblr.com/post/109036746033/世界の終わり頃について satellitecrouka.tumblr.com 先のことをほとんど考えず、行き当た…
今週のお題「今年見に行ってよかったもの」、というとやはりライブ/コンサートだろうか(『観』のような気もするが)。ユカキラリタ、Plastic Tree(『Slow Dive』)、高橋アキ、『坂田明、スガダイロー、ジムオルーク、山本達久』、中継映像だがdCprGツア…
zabadak、4年ぶりの新譜『ここが奈落なら、きみは天使』を聴く。2011年の『ひと』、2013年の『夏秋冬春』、ライブ盤『プログレナイト2014』と続いた流れの中で、『最新が最高』であり『最新のモード』を提示する名盤。ここ数年のプログレッシヴなアプローチ…
札幌からの帰宅早々、〆切に追われていた。というわけでBLOG連載小説『世界の終わり頃』第11回を更新。来月25日更新の第12回で完結となる。始めてから今に至るまで、プロットらしいものはひとつも立てずにやってきたが、うまく着地させられることを自分でも…
dCprG goes on LEVEL XXX「Franz Kafka's South Amerika」tour 2015 FINAL、のタイムシフト映像を観るため一瞬だけビュロー菊地チャンネル会員に。自宅ライブビューイングのチケット代だと思えば安すぎるほど。ラスト、「MIRROR BALLS」が時間の関係かわざと…
4周年キャンペーンのお題が「4年間で変わったこと、変わらないこと」とのことなので考えてみる。少なくとも、ずっと小説を書き続けていた、ということだけは確かだ。新人賞への投稿、友人のアンソロジーへの寄稿、ブログ連載、と様々な媒体で試行錯誤してき…
11/23(月祝)の北海道COMITIA3用告知をtumblrとpixivの方に出した。以前からここでも書いていたとおり、新刊は『あたらしい魔法e.p. -丙種魔法取扱者-』というエブリデイ・マジックものの百合連作短篇集。リンク先では収録作から「試験前夜」を無料公開して…
唐突にSoft Machineの話。プログレ・ファンなら一度は聴いたことがあるであろう、そして『Third』や『Six』は名盤に数えられることの多いジャズ・ロック・バンドだ。僕は好きなバンドを挙げろ、と言われて迷った際に「Soft Machineとか……」と答えることがま…
今週のお題「行ってみたい時代」 www.youtube.com やはりROLLYはカヴァが上手い。 唐突に、face to faceというバンドの話をしたいと思う。1stがFat Wreckから出ている、所謂メロコア・バンドなのだがそれにしては幾分いかつく、その後大胆なEMO化をはかり(T…
故・菊地雅章氏のフィリップス時代の追悼再発で聴いていなかった『POO-SUN』、『銀界』、『ソー・ホワット』、『ホロー・アウト』の4枚を購入する。どれもすばらしく、改めて若きジャズ・メンの才能に打ち震えた。残りの4枚に関してもいずれ揃えたい。 Dizzy…
今週のお題が「私のテーマソング」とのことで、少し考えてみる。よくカラオケで歌うのはクレイジーケンバンドの「スポルトマティック」なのだが、あれをテーマソングとしてしまうのは人間的に問題があるような気がする。自分を鼓舞する、という意味ではベタ…
ツタヤディスカスからの配達がなくなった途端、更新も途絶えてしまった。薄ら感じてはいたが、何かに強制されないと動かないという己れの弱さを再確認して気が滅入る。いや、滅入るのはそれだけが原因ではないのだが。 ルイス・キャロル『ふしぎの国のアリス…
菊地雅章の追悼再発情報をまとめておく。 10/7 UNIVERSAL 各1296円 ・再確認そして発展・POO-SUN・銀界(with 山本邦山)・ダンシング・ミスト~菊地雅章イン・コンサート・ポエジー (with 富樫雅彦)・ソー・ホワット~ジョー・ヘンダーソン&菊地、日野イン…
地元の読書会に参加した。今週のお題が『人生に影響を与えた一冊』なのでなんとなくつながりを感じるが、ファミレスに集まり夕食をとりつつ最近読んだ本について話す、というゆるめの集まりだった。てっきり小説の話をする場だと思っていたら実用書が場を支…
ツタヤディスカス定期報告。加山雄三『Electric Guitar Tunes』、ザ・スウィング・ウエスト『ジョンガラ・ビート and more』。どちらもエレキ・サウンドもの。もともと好きではあるのだが、改めて今聴くと何周かしておしゃれなものに聞こえてくるから不思議…
ツタヤディスカス定期報告。ザ・スパイダース『コンプリート・シングルス』、寺内タケシとブルージーンズ『エレキ・ギター・ダイナマイツ 1964-1965』。最近この辺の音が心地よい、というのもあるが、何よりザ・スパイダースは今の耳で聴くとかなりおしゃれ…
今週のお題「人生に影響を与えた1冊」ということで、珍しく書いてみる。小学六年生の頃、通っていた塾の国語の宿題で読書感想文が出た。灰谷健次郎『兎の眼』であったと記憶している。これが本当に、(今読むとどうなのか怖くて試せもしないが)苦痛でしか無…
ツタヤディスカス定例報告。The Gladiators『Sweet So Till』、Justin Hinds & The Dominoes『Jezebel + Just In Time』。レゲエのCD二枚。 レゲエといえば、気付いたらRico Rodriguezが亡くなっていた。多分に漏れずThe Specialsでの仕事に感銘を受けたクチ…
ツタヤディスカスまとめて二回分。及川光博『喝采』、V.A.『ママレード・ボーイ全曲集』、Dio『At Donington UK : Live 1983 & 1987』、小泉今日子『Koizumi Chansonnier』。どれも良かったが、『ママレード・ボーイ』はOPである「笑顔に会いたい」とカラオ…
ツタヤディスカス定額レンタル定例報告。外道『狂熱の町田ポリス'74』、『京都拾得 -完全版-』。『ONE STEP FESTIVAL』の演奏が良かったので借りてみたのだけど、結局は『ONE STEP FESTIVAL』の曲やテイクが一番良かった、と思ってしまうのはどうなんだろう…
風邪をひいた。この冷えはもう秋のものなので、バカがひくという夏風邪ではない……と思い込むことにする。 ツタヤディスカスからの定額レンタルCDを2回分まとめて。Egberto Gismonti『Saudacoes』、PIZZICATO FIVE『女王陛下のピチカート・ファイヴ』、THE SQ…
ツタヤディスカス定例報告。THE MAN with チャーリー・コーセイ『Taboo 殺しの唄』は『ルパン三世』第1テレビシリーズをテーマにした企画盤。スタジオ録音のあとにライブがあるが、どうしてもスカパラの凶悪さを知っている身としてはまだまだいけると思って…
ツタヤディスカスから届いた定額CDレンタルを2回分まとめて。富樫雅彦&高橋悠治&三宅榛名『ライブ1989』は今のところ全部借りている佐藤允彦お蔵だしの富樫雅彦もの。言ってしまえばいつもの、ということなのだがどれも良い。ただ、富樫雅彦もので一枚薦める…
恒例のツタヤディスカス定額レンタルCDはIDIOT O'CLOCK『IDIOT O'CLOCK & SHADOW O'CLOCK』、AUSCHWITZ『THE VERY BEST OF AUSCHWITZ』の2枚。どちらも関西ロックシーンの重要バンド、とのことだが、今の自分にはあまりピンとこなかった。そして旧作レンタル…
DLsite.comにて『DRAGON WAND'ER -勇者セレネとドラゴンの杖-』(リンク先18禁)を購入。所謂『エロRPG』という、同人エロゲ界隈のごく一部でしか通用しないジャンルの作品なのだが、これがとても良い。何よりGB時代を思い出させるようなモノクロの雰囲気づ…
今回のツタヤディスカス定額レンタルCDは沢田靖司、稲垣次郎とソウル・メディア『道祖神~やぶにらみ民謡考~』、『街は風の港 +2』の2枚。和ジャズを期待したがどちらかといえばニュー・ロック的なサウンド。これはこれで蓄えておけばこれしかない、という…
ツタヤディスカスから定額レンタルとして安田明とビート・フォーク他『人間廃業四○七号~コモエスタ赤坂 安田明レア・コレクション』と羅生門『日本国憲法 <平和・自由・愛>』が届く。どちらもかなりの珍盤といった趣だが、面白くもクオリティが高い。そし…
恒例のツタヤディスカスから定額レンタルCD2枚。安田明とビートフォーク『サヨナラは出発の言葉+3』、富樫雅彦『スピリチュアル・ネイチャー』。前者はアーシーな昭和歌謡ファンク。リアルタイムにこんなドギツイものがあったとは驚きだ。後者は隙間と空間を…
ツタヤディスカスから定額レンタルCDが届く。The Gladiators『Trench Town Mix Up』、『Proverbial Reggae』の2枚。76~78年という時期もあり、洗練されたレゲエを聴くことができる。この辺りの音に関しては、非常に好みでありながらどこから手を付けていい…
ツタヤディスカスから定額レンタルCDが届く。菊地雅章+Gil Evans Orchestra『菊地雅章+Gil Evans Orchestra +2』は1972年の日本録音。ギル・マジックや菊地色という点では他のアルバムの評価が高いようだが、個人的にはかなり気に入った。高田渡『イキテル…