虚空の黙祷者

クローカ/黒岡衛星の日記帳

屋上のはてブロさん

タヤディスカスから定額レンタルCDが届く。The Gladiators『Trench Town Mix Up』、『Proverbial Reggae』の2枚。76~78年という時期もあり、洗練されたレゲエを聴くことができる。この辺りの音に関しては、非常に好みでありながらどこから手を付けていいかわからないため友人のリコメンドなどをあてにしているのだが、自分でももう少しきちんと勉強しなければ、と思う。

海道COMITIA3用の新刊、今回のイラスト担当氏からキャラデザ案が届く。あまりのすばらしさにしばし固まり、このイラストに負けないだけの小説をきちんと書かなければと再確認する。無論、頒布とはいえ有料なのであるからして半端なものを作る気はないが、今回はさらに新たなチャレンジなども織り交ぜ、より楽しんでもらえるものになる予定だ。

誌『新潮』五月号に載っていた滝口悠生「ジミ・ヘンドリクス・エクスペリエンス」を読む。巧みな作品であり惚れ惚れとなるが、だからといってジミヘンの名を冠するに値する作品なのかどうか、は悩むところだ、などと書けば老害のようだが作者とそう世代が変わらないわけで、評価に困る。そういった点も含め、貴重な読書体験だった、とは言えるだろう。