虚空の黙祷者

クローカ/黒岡衛星の日記帳

はてブロライン・ガール

例のツタヤディスカスから定額レンタルCD2枚。安田明とビートフォーク『サヨナラは出発の言葉+3』、富樫雅彦『スピリチュアル・ネイチャー』。前者はアーシーな昭和歌謡ファンク。リアルタイムにこんなドギツイものがあったとは驚きだ。後者は隙間と空間を感じさせるフリージャズ。とても格好良い。フリージャズに於ける洗練、というものを聴かせてくれる。

切がひとつ片付いたので、先日隣町のゲームショップで買ったセール品のゲームを開封。『アルカナハート3』。よくわからん。初代でもう既にいっぱいいっぱいだったのに、入口が複雑すぎて入ることすらできない感じだ。もう少し触ってみることにする。『ドラゴンズクラウン』。とても楽しい。古き良きベルトスクロールACG+TRPG or ゲームブックといった風合いで、雰囲気に子供の頃のゲームセンターを強く思い出す。ネットワーク対応がナマモノだったから仕方ないとはいえ、こんな安価に買えてよいものかと逆に申し訳なくなる。それにしてもやはりドットはいい。

日出先で立ち読みのちまとめ買いした漫画、よしむらかな『ムルシエラゴ』が素晴らしい。エロスとバイオレンスにあふれてはいるが、根が痛快なアクション作品のため意外に王道の趣がある。現時点でかなり面白いのだが、ここから更に面白くなるような仕掛けの痕跡がいくつもあるため、目が離せない。久しぶりに良い漫画を読んだし、そもそも百合厨のはしくれとしてなぜすぐに手を付けなかったのか、という感じだ。懺悔。