虚空の黙祷者

クローカ/黒岡衛星の日記帳

はてブロという概念が存在しない退屈な世界

タヤディスカスから定額レンタルCDが届く。菊地雅章+Gil Evans Orchestra『菊地雅章+Gil Evans Orchestra +2』は1972年の日本録音。ギル・マジックや菊地色という点では他のアルバムの評価が高いようだが、個人的にはかなり気に入った。高田渡『イキテル・ソング~オールタイム・ベスト』はずっと聴いてみたかった氏の後期に触れられる、というのがありがたい。後続への影響の強さを改めて痛感する。

ニメ『下ネタという概念が存在しない退屈な世界』を2話まで観る。『図書館戦争』もそうなのだが、テーマの描き方が変にラディカルだったりアクチュアルだったりする、そう読めてしまうのは良くないな、と思う。良くできた与太話、として楽しむのがいい(無論、強制する気は無いけれど)。

日BSで放送したものを録画してあった映画『ピンポン』を観る。泣いた。僕の心の中にもペコが、スマイルが居たはずなんじゃないか、という気持ちになる。もっと早く観ても楽しめたとは思うが、たまたま今観ることが出来たのは幸運だったと思う。