虚空の黙祷者

クローカ/黒岡衛星の日記帳

はてブロ先生

んやかんやあって更新が遅くなってしまった。

GWからずっと、音楽を聴きながら原稿作業をしていた。紆余曲折あり本来出す予定だった結婚百合小説はプレビュー本となり、試験的にコラムやエッセイ、詩などの載ったZINEを現在制作中。安価かつ本ブログの延長で読めるもの、になる予定なのでぜひ手に取ってみてほしい。

Wii Fitで『ながらジョギング』という、屋内でジョギングをするエクササイズをやっている。スマートフォンAmazonプライムビデオでアニメを観ながら殆どその場で足踏みをしているような感じだが、運動不足にはそこそこ良い運動になる。『ロクでなし魔術講師と禁忌経典』と『エロマンガ先生』が面白い。

崎屋2Fテラスで木箱のフリーライブを観る。場所がライブ向きではないのと天候の関係で少しばかりセッティングに苦戦していたが、アクトそのものはやはり最高。機材がシンプルだったのが少々残念ではあるが、相変わらずの可愛らしく、また力強い生命を感じさせるエレクトロ・ポップ。現代のPSY・S的と言えるのかもしれないな、と考えたりする。

日のCD。

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AQ!『くまのおんがく』

日本の作曲/編曲家、石井AQによるソロアルバム。2012年発表。タイトルと仕事遍歴からもっとニューエイジ的な作品なのかと思っていたら良い意味で裏切られた。たとえばAsturiasDTMアレンジのような、或いは菊田裕樹RPG仕事を彷彿とさせるような、押し引きをわきまえたドラマティックな楽曲群。あくまで音数は少なく、DTM的でありながらもその音色や編曲に対する見識は確かなものがあり、ベテランの確かな仕事を伝えてくれる。流通が限られているようだが、機会があれば是非とも入手していただきたい一枚。宅録版チェンバー・ロックとでも言うべき、安物ではない癒し、が得られる作品だ。

日のCDその2。

はにほへといろは

はにほへといろは

 

くうきにみつる(空気公団x倉本美津留)『はにほへといろは』

日本のバンドとシンガーソングライターによるコラボレーションミニアルバム。2013年発表。もともと空気公団は好きなのだが、こういう作品が出ていたことは知らなかった。空気公団の持つ穏やかな雰囲気、ニューミュージック由来であろう歌心はそのままに、どこか80's歌謡的な要素がスパイスとして効いている。ジャケット通りの(?)奇妙に近い非日常感を演出する歌詞もいい。全体的に、空気公団を初めて聴きたい、というのであれば他の作品から、だろうが、ファンは聴いてみても面白いだろう。ミニアルバムながら確かな満足感がある。

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