虚空の黙祷者

クローカ/黒岡衛星の日記帳

Information

岡衛星(筆名)公式tumblr『クロノグラフになれなくて』はこちら。直近のイベント参加告知なども。

販用BOOTH展開中。

survivalsickness.booth.pm

現在扱っているのはサブカルチャー・ファンジン『CONSOMME CUBE』2冊、『百合姫』風の小説『かくれんぼか 鬼ごっこよ』、『百合/殺伐/音楽』のショート・ショート『Survival Sickness Demo Tracks Vol.01』、小説『あたらしい魔法e.p. 丙種魔法取扱者』、続編の『つづく光e.p. 乙種魔法取扱者』、『おわらない、 e.p. 甲種魔法取扱者』(最新作)それぞれ書籍版/DL販売(同内容)と、おかげさまで物理書籍は完売した『カレンダーガール』、『ガールズ・ワールズ・レコーディングス 黒岡春日作品集』のDL販売。試し読み用の無料デジタル小冊子『Survival Sickness City Sampler Volume - 1.5』もダウンロードできる。

はてブロトルネエド

ろいろあった。

週のお題「カバンの中身」ということで書いてみる。誰と会ったときでもすぐに遊べるよう、カードゲーム『ラブレター』を忍ばせてあるのだが、未だに役に立ったことが一度もなくて悲しい。

題「わたしの春うた」ということで書いてみる。住んでいる場所が北だということもあり、あまり春だからどうこうということはないのだが、堂島孝平の「スプリング スプリンガー 〜春に跳ぶ人〜」という曲はとにかく好きだった。堂島孝平自身はいつでも才能ある人だが、特にGo Go King Recordersがバックだった時代は無敵だと思う。

人に誘われるまま、クトゥルフ神話TRPGのセッションに探索者として参加した。15年ぐらい前にプレイしたきりだと思うのだが、とてもいいセッションになり大満足。参加者全員の健闘もあり、クトゥルフにしては爽やかなエンディングだったのだが、いかにもホラーといった感の後味の悪い話も今後やっていきたい。

ワ・フリークビート『Private World』を最後まで読む。最終巻のみネットでも有料だが、それ以外の話はすべて無料で読めるので楽してみてほしい。いい年した大人と音楽って何だろう、というテーマにまっすぐ向き合った名作。作中で出てくる音楽もいまなら(定額)聴き放題サービスで簡単に聴けてしまうし、お薦めだ。

クターンノベルズ(小説家になろうの18禁コーナー)で見かけた、『暗殺教団の長になったから異世界の鬱展開なんて全部ぶっ壊すわ。』という小説が面白い。大げさに言ってしまうと藤田和日郎meets桜井光、をライトノベルでやったような、けれんの効きすぎた勧善懲悪もの。序盤からなかなかに面白いのだが、特に『蛇王降臨編』ぐらいから一気に面白くなるので気になったら読んでみて欲しい(章立ては細かいが、そこまでの分量でもない)。18禁であるところのゴア要素はライトノベルに収まる範疇であろうし、お薦めだ。

日のCD。

CHANCHIKI TORNADE-1st tornade for flying around the world-

CHANCHIKI TORNADE-1st tornade for flying around the world-

 

チャンチキトルネエド『CHANCHIKI TORNADE -1st tornade for flying around the world-』

日本のバンドによる現在唯一のアルバム。2009年発表。このバンド名で、後に『あまちゃん』劇伴に参加することになる、といった辺りでだいたい音の予想がつくというか、要はチンドン・ブラスだ。しかし篠田昌已〜ソウル・フラワーとは微妙に肌触りの違う、どちらかといえばクストリッツァ監督映画なんかに通ずるジプシー・ブラス色も強い。押し引きこそきちんとしているものの、とにかくパワフルで、最早『ブラスのスラッシュメタル』なんじゃないかとすら思わされる瞬間も。吹奏楽愛好家から、プログレ系ブラス・ロック趣味、騒々しい音楽なら何でも、というひとにまで幅広く薦められるのではないだろうか。名盤。

 

ニシヘヒガシヘ

ニシヘヒガシヘ

 

本田祐也『ニシヘヒガシヘ チャンチキトルネエドの活動と、本田祐也が生きた、ある劇場的時間の録音記録 1994~2004』

日本の作曲家によるフィールド・レコーディングを中心としたアルバム。2005年発表。というわけでこちらはチャンチキトルネエドを結成/先導した本田祐也の生前の録音を集めたもの。チャンチキトルネエド名義とは楽曲のいくつかが被りつつ、フィールド・レコーディングということで場の喧騒もにぎやかに、とにかく生々しい演奏が収められている。本田祐也という人は畑としては現代音楽に近かったらしく、そういった録音もあるが、当人はあまりアカデミックなものに寄りかかることをよしとしなかったらしく、作曲を含めてあくまでポップな表現として描かれている。前述のスタジオ盤と比べると単純に音が悪い、と言ってしまうこともできるため、好みではあると思うが、2枚で1セットだと思って聴いてみて欲しい。こちらも名盤。

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はてブロホール

33にして初めてタブレットというものを手にする。Kindle Unlimitedで『声優グランプリ』と『声優アニメディア』が読める、というのでスマートフォンよりも大きな端末が欲しかったから、なのだが、安物なのでそこまで大きくなく、若干物足りず。とはいえ、問題なく使えているし、単純に新しいガジェットを手にするのはわくわくするものだ。

津玄師『Lemon 映像盤』が届いたため、まずは付属DVDの武道館公演の模様を観る。正直、侮っていた。本当にこの人は、何をやらせても周りを圧倒するというか、時代を掌握してしまう力を持っているな、と思わされる。いまのままでも十分に凄いが、これ以上に確かなヴィジョンを持ってバンドメンバーを揃えたら、さらに恐ろしいことになると思う。

号の『CONSOMME CUBE』について準備を始める。今回はゲーム『VA-11 Hall-A』と南米文学、(ゲームに於ける)グリッチにラテン・ミュージックといったあたりをまとめてお届けする予定。まだあくまで予定だが、表紙が賑やかになると思われるのでそういった点も楽しみにしていただきたい。ポルノグラフィティ全アルバムレビューその2、も執筆中だ。

日のCD。

Plastic Tree『doorAdore』

日本のバンドによる14枚目のアルバム。2018年発表。文句なしの名盤だ。『echo』、『剥製』と、決して悪い出来ではないが地味な作品が続いた(特に『剥製』は「マイム」というキラーチューンがありながらもそれを活かせていないように思えた)のに対し、シンプルに音が太く、またメリハリや押し引きがしっかりしてわかりやすくなっており、ひとつの『ロック・アルバム』として広く勧められる出来だ。そういった意味では(過去作で例えるとするならば)『トロイメライ』と『ネガとポジ』を足したような作品、とも言えるだろうし、しかし楽器の鳴りはいかにも今の、最新のモードだということで、本当に文句の付けようがない、現時点での最高傑作。ファンとしてはどうしても初回限定盤の売り方に文句を付けたくはなるが(流石に高い)、映像もまた素晴らしいものであるし(だからこそ、広く手に取ってもらいたいのだが...)、熱心なファンでなければ通常盤のアルバムだけを聴いても満足し、圧倒されるのではないだろうか。心の底から『格好良い』と言い切れるアルバム。お薦め。

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日のアルバム。

BOOTLEG

BOOTLEG

 

米津玄師『BOOTLEG

日本のソロ・アーティストによる4枚目のアルバム。2018年発表。ということで(上記参照)、アルバムも遅ればせながら聴いてみた。これまでの作品だと1st以外はあまり好きではなくて、どうにもJ-POPだとかロキノン系、というジャンルであったり資本であったり、に飲み込まれそうな危うい感じがあったのだが、今作は完全にそういったものを掌握したというか、すっかり取り込んでしまったような、畏怖さえ覚えるような懐の広さがある、と思う。昨今の世界的な流行から個人的なルーツに至るまで縦横無尽に、それでいてあくまでも自身の表現を軸にしながら構築していく。クレバーなようでいて感覚的な、掴ませない様はまさしく天才のそれ。菅田将暉池田エライザ、といった参加面子も含め、アルバムのすべてが『いま』を代表するような一枚。ただただ名盤。

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はてブロ・レインボウ

週のお題「ホワイトデー」ということで書いてみる。在宅なりに最近は忙しくてずっと手作りできていないのだが、そこは菓子大国とかち、店のものを探すだけでも楽しいし、ちゃんと喜ばれたりする。

古書/レコード店『リサイクルブック』に手持ちのCDとエロ本の殆どを引き取ってもらう。

『蒐集』という行為を趣味にしてほぼ20年、時代も意識も変わり、よほどに思い入れの強いもの以外は(むしろそうであったとしても)クラウドで所持していれば(参照性も上がり)良いか、というようになった。一抹のさみしさを覚えないでもないが、新しく宝物を増やすための棚ができた、と前向きに考えていく。

なみに『リサイクルブック稲田店』は今時珍しくなってしまった昔ながらの古書/中古レコード店であり、おそらくは帯広一サブカルに強い店だ。近所には地元に愛されるパン屋の名店、『麦音』もあることだし、来帯の際は足を伸ばしてみても良いのではないかと思う。もう少し経てば僕のコレクションだったものも(おそらくは)店に並ぶ。

hontoにて無料だったため、高尾じんぐくーねるまるた電子書籍版を3巻まで読む。藤島康介に影響を受けたと思しき筆致で都市の日常を描いたエッセイグルメ漫画、で面白いのだが、それこそ藤島康介で言うところの『パラダイスレジデンス』2巻までの天才性とは似て非なるものだな、と思ったりする。悲しいかな藤島康介自身も『パラダイスレジデンス』の終わり方とその次作を見るに、もうあんな名作は描けないであろうと思うので、あの高みに最も近い作品として期待している、などとは流石に失礼だろうか。しかしそれにしても、(繰り返しになるが)面白い。

90年代のヘヴィ・メタル熱が再燃している。きっかけはKingston Wallを聴いたこと。友人である糸田屯氏のエントリを読んで以来ずっと気になっていたフィンランドのサイケ・ハードロック・トリオだ。そのまま流れでDizzy Mizz LizzyやPride & Glory、廉価再発の報も嬉しいVoivodの90年代作などを聴いている。メタラーではないと言いつつもけっこう好きなメタルだが、特にこの辺りの作品は大好物だ。

日のCD。

Killing With Style

Killing With Style

 

Thunderhead『Killing With Style』

ドイツのバンドによる4枚目のアルバム。93年発表。というわけで、僕にとっての90年代懐かしメタル(当然、リアルタイムではないわけだが……)といえばこちら。久保帯人が『ゾンビパウダー』単行本の巻末にて紹介していたことから知ったのだが、そのまま大好きなバンドになった。THUNDERHEADMotorhead的な疾走感とジャーマンメタル的な歌心の幸せな結婚というか、特に今作は冒頭の「Young and Useless」を始めとして『メタル感のあるロックンロール』として最高に格好良いロックが聴けるだけではなく、バラードも名曲であり美しいのでお薦め。名盤。

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はてブロの電気ロック

33歳になった。また一年、宜しくお願いします。

画『THE COLOR OF NOISE』を観る。COWSという、僕のとても好きなバンドがいる(以前the hatch評で言及した)のだが、彼らが所属していた(という表現で正しいのだろうか)AMPHETAMINE REPTILEというレコード・レーベルにまつわるドキュメンタリー。輸入盤を観たので字幕もなく何を言っているのかわからなかったが、(主にステージ上の裸体の多さ等から)とりあえず阿呆が多かったということだけは伝わってきた。アキラ100%か。最高。

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クターンノベルズ(『小説家になろう』内男性向け18禁エリア)巡りが楽しい。玉石混淆なのはもう承知の上で、官能小説風のものから異世界転生ものまで、ジュブナイルポルノが無料で読み放題、という天国のような地獄。Kindle Unlimitedと組み合わせたら一生分のエロ小説が読めるのではないだろうか。

NUMBER GIRLを聴いている。後に『記録シリーズ』にまとめられる『NUM-HEAVYMETALIC』時期のツアー音源など、本当にこの時期は格好いいし、誰からも要請されていない(フォロワーの居ない)、行き詰まってしまったが故の孤高としか言い様がない凄みがある。

日のCD。

The Fact Is

The Fact Is

 

my way my love『The Fact Is』

日本のバンドによる10枚目のアルバム。2013年発表。ド名盤のわりに言及した覚えがなかったな、とそういえば。基本的にはエグめのギターノイズとポップなメロディ、という、わかりやすいオルタナ・バンドではあるのだが、単純にその2つの要素が極限まで振り切れている。もう本当に、『うるさくてかっこいいロック』の最上級であろうし、たとえばCoaltar Of The Deepersなんかのサウンドとも共鳴する部分があるのではないかと思う。完成された作品に一言付け足すのは難しいし心苦しくはあるのだが、それでも、多くの人の耳に触れて欲しいと話さずには居られないような作品。お薦め。

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はてブロ登場

週のお題「ゲン担ぎ」ということで書いてみる。僕自身は信心深いわけではないのだが、そういうことを気にする家で育ったというのはあり、誰に祈ってるのやらとは思いつつ、ついそういった作法をしてしまう。アイヌの神だとか神道だとか、それこそキリスト教でも良いのだが、概念としての宗教には引っかかるところがあるため、一度しっかりと調べてみたい。

捨離を決行。今月中には(一部思い入れの強いものなどを除き)部屋中のCDと本を知り合いの古書店に売る。きっかけは電気工事にまつわる部屋の掃除だったのだが、だいたい20年、半身も同じと信じて集めてきたものを処分する、というのはなかなか感慨深いというか、そんな一言では表しきれないような気持ちが胸をもやもやしている。しかし、もう決めたことだ。

っと格好良いと思いつつも正体がわからなかったFUJIFILMのCM曲が判明していた。音源などにはなっていないらしく、残念。

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のイベントが気になる。

ずっと観たかった葉緑体クラブのレコ発、それも久しぶりに観たかったchikyunokikiと、アニメ『メイドインアビス』劇伴への参加で話題になったSNARE COVER、プラス・アルファということで最高のイベントではないだろうか。

 

日のCD。

スカパラ登場

スカパラ登場

 

東京スカパラダイスオーケストラスカパラ登場』

日本のバンドによる1stフル・アルバム。1990年発表。久しぶりに地元のライブハウスに来るということで聴き返してみたが、改めてよく出来たアルバムだと思う。クラブ・ユースに留まらず、けれどお洒落なままポップに希求するダンス・ミュージック集、という難しいバランス感覚を、あくまでそうと感じさせずに飄々と聴かせる。後にライブの定番となる「MONSTER ROCK」などキレのいいロック・インストから歌謡曲のカバー、映画音楽まで幅広く、しかしその後にASA-CHANGやギムラが先導する誇大妄想的な広がり(それはそれで魅力的ではあるが)はまだない。『1stにはそのバンドのすべてがある』とは言うが本当にその通り(厳密にはメジャー1st、ではあるが)というか、スカパラの魅力を過不足なく伝えるいいアルバムだ。90年代のスカパラを聴いてみたい、という人にもお薦め。

 

日のCDその2。

Rembrandt Rays

Rembrandt Rays

 

Marmalaide Butcher x ATLANTIS AIRPORT『Rembrandt Rays』

日本のバンド2組によるスプリットep。2015年発表。寡聞にして両バンドとも初めて聴いたのだが、非常に良かった。ざっくり言うとマス・ロック・バンドMarmalade Butcherとうたものポスト・ロック・バンドATLANTIS AIRPORTという2組の楽曲が、交互に2曲ずつ、計4曲収められている。Marmalade Butcherは1曲目「降下する都市」でATLANTIS AIRPORT側のVo.であるsonezakiをフィーチュアしているのだが、これがもう圧巻というか、プログレッシヴなうたものとしてここまで完成度の高い楽曲は久しぶりに聴いた。インスト曲である「Chi-Se」(やはり『最終兵器彼女』なのだろうか)もアグレッションを最大まで上げたようなハイ・テンションな楽曲で非常に格好良い。対するATLANTIS AIRPORTはあくまでうたとしての強度を土台にしつつ、アヴァンギャルドなアプローチを仕掛けていくという印象だ。「LOVECRAFT MYTHOS」なんて楽曲もありオタク的にニヤリとさせられてしまう。普段あまりスプリットを聴かないというか、大抵はどちらかのバンドが目当て、という風になってしまいがちなのだが、(ジャケットの美麗さも含め)単純に盤として素晴らしい。お薦めだ。

youtu.be

 

日のアルバム。

歌

 

 渋谷すばる『歌』

日本のアイドルによるカバーアルバム。2016年発表。単純に驚いた。1曲目「スローバラード」の凄みたるや。僕もドルヲタのはしくれではあるので、アイドル『の割には』だとか『とは思えない』といった表現は嫌なのだが、そう思っているような人間だとしても一撃で黙らせるような説得力がある、のではないだろうか。もともと歌うことに対して真摯な人だ、とは思っていたが(だからこそのこのタイトル、なのだろうし)僕もまた、どこかで侮りがあったのかもしれない。ボーナス・トラックに関ジャニ∞楽曲のセルフ・カバーを含む全9曲、心の底から感動させられた。続編求む。

Hateblo by Daylight

週のお題「私のアイドル」ということで書いてみる。最近は関ジャニ∞の大倉くんが熱い。のだが、結局顔が良ければ誰でもいいのか、という感がありそれでいいのか自分。

北の友人が僕の地元まで遊びに来てくれた。銘菓をふるまい、焼肉、ブラック・ミュージックの流れるバー(今回の発見だった)にカラオケ・ボックスでのアイドルマスターシンデレラガールズBD、並びに『あにそんボーカル(声優が歌うアニソンが聴ける最高のやつ)』鑑賞と、短い時間に詰め込めるだけ詰め込んで遊んだ。田舎は田舎なりに楽しんでいただけたようで何よりだ。

日のCD。

コーヒーの話はしない

コーヒーの話はしない

 

ログメン『コーヒーの話はしない』

日本のユニットによる1stアルバム。2017年発表。『卓上プログレ・ユニット』ということだが、この作品、ユニットの中には様々な要素がミクスチャアされている。『ツイン・ピークス』トリビュート要素としての陰りあるオルタナ色、並びに90年代的なローファイ色。そういったものによって70年代的な(或いは、プログレ時代のジェネシス的な)プログレッシヴ・ロックを降霊していく。高度なテクニックを必要とするものの、実験音楽色を感じさせず、あくまでNHK教育的な面白さで聴かせる名盤だ。面白い音楽が好き、という好奇心のある人であれば誰にでも薦められるような、人懐こいアルバムだと思う。ライブも観てみたい。

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日のアルバム。

Kodomo Rengou

Kodomo Rengou

 

 People In The Box『Kodomo Rengou』

日本のバンドによる6枚目のフル・アルバム。2018年発表。現代日本最高のバンド、に対してこんなことを言うのもなんだが、最高傑作ではないだろうか。『Wall, Window』辺りから顕著な鍵盤の使用はより効果的になり、プログレ的なわかりやすさを伴うとともに、そういった要素がうたものとしての側面を引き立たせる結果となっており、実験的なようでありつつも人懐こいという、バンドの持ち味が最大限に伝わるような作品となっている。ジャズ・ザ・ニュー・チャプター的な伸び縮みするグルーヴ感や、ヒップホップからの影響も感じさせるフロウ、相変わらず神と戦争について歌う言葉など、様々な『らしさ』のギアが一段上がったような、化け物じみたアルバムだ。文句なしの大名盤。

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日のアルバムその2。

Infinite

Infinite

 

 Deep Purple『infinite』

イギリスのバンドによる20枚目のアルバム。2017年発表。ざっくりスティーブ・モーズ期とでも呼べば良いのだろうか、再編パープルに関してはまったくと言っていいほど聴いてこなかったのだが、ふとしたきっかけで最新作を聴いてみたところ、そのとんでもない仕上がりに感動してしまった。ベースとなるのはあくまでも現役時代のシンフォニックなハードロック・バンドとしての姿なのだが、時代そのものが何周かした結果、Anekdoten以降というか、ネオ・プログ風に聴けるようになっており、時代に即したサイバー色があくまでも現役としての力強さも感じさせる。わかりやすく『2017年のディープ・パープル』であることは間違いないのだが、いまのプログレ/ハードロック・シーンを愛する人間にも聴ける仕上がりなのではないだろうか。名盤。

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