虚空の黙祷者

クローカ/黒岡衛星の日記帳

魔王の俺がはてブロを嫁にしたんだがどう愛でればいい?

遅くなり、また更新も停滞しておりましたが、今年も宜しくお願い致します。

 

今週のお題「二十歳」ということで書いてみる。若かったな、とは思うけれども、では若いからどうだったのかというと、あまり覚えていないというか、振り返る気もあまりないというか。その時その時を必死に生きているだけだ、と書けばなんだか格好つけているようだが、要は余裕がないだけだ。

 

2019年のベスト・アルバムについて。
今回はecrn awardという企画に参加させていただいたので、そちらを参考にしてもらえればと思う。

ecrn.web.fc2.com

本ブログに書かない分、と言ってはなんだが、今回はSpotifyのプレイリストも3つ用意したので、気分によって選んで聴いてみてほしい。

まずはベスト・アルバム(軽量版)。

 

次に次点を含むベスト・アルバム重量版。

 

最後に、ベスト・トラック集。

 

隙あらば値下がりした旧譜ばかりまとめて買っている僕が言うのも何だが、音楽はいつだって面白い。つまらなかったことなんてない。僕が保証するし、それは上のプレイリストを一つでも、一曲でも聴いてみればわかることだ。今年もまた、素晴らしい音楽に出会えますように。

はてブロの一夜

いうわけで、11/30(土)は札幌コンベンションセンターで行われた『北海道COMITIA 11』に参加してきた。新刊はサークル『ナノハナ』のいなさんとの共同作品ということで、そちらで通販をお願いしています。

xxequal.booth.pm

当日、朝一のJRで札幌へ。駅からはバスで会場へと向かう。前回に引き続き会場である札幌コンベンションセンターはゆったりとして余裕があり、前回も同じことを言ったような気がするが、いかにも『都市部のイベント』といった感の建物でとても良い。今回は入りの時間が遅まったこともあり、余裕を持って準備することが出来た。

イベント中は、今回お世話になったいなさんにお土産を渡したり、『デュオ(もうひとつの)』でお世話になったみけらんさんも手伝ってくださったり、おかげさまで充実した時間が過ごせたと思う。もちろん、スペースを訪れてくださった方も。お世話になりました。

いつもならイベント後は友人とお茶をしたり遊んだりしているのだが、今回は誰もつかまらなかったため一人で札幌の町を散策。『キング・コング』、『フレッシュ・エアー』といった来札の際には必ずお世話になる店や、コメダ珈琲に初めて入ってみたり、ものすごく久しぶりにタワレコの店舗で新品CDを買ったりした。なんやかやで疲労を感じ始めた辺りで帰りの時刻が近づいていたので駅へと戻り、そのまま帯広へ。

北海道コミティアにサークル参加してちょうど10回目になる。おかげさまで毎回楽しい思いをさせてもらっているし、こうして作り積み上げてきたものは自分にとって大切な、かけがえのないものになった。ありがとうございます、これからも引き続き、サークル『Survival Sickness City』ならびに黒岡衛星を宜しくお願いします。

 

boothで注文していたサークル『金米糖工房』さんのアイドルマスターシンデレラガールズ同人誌『JUST LIKE YOU』が届く。二次創作は読むのも書くのもあまり、という感じなのだが、このサークルは特別。この方が描くふじりなが読みたかったので勢いで注文してしまった。収録作から『ままごとキッチン』が全編読めるので何も言わずに読んでみてほしい。すばらしかった。

web再録「ままごとキッチン」たくりなにな本www.pixiv.net

 

 日のアルバム。

War Music

War Music

 

Refused『War Music』 

スウェーデンのバンドによる5thアルバム。2019年発表。前作にして復活作『Freedom』もすばらしかったが、本当に、『Refusedが2019年に出すべき新譜』として、或いは『いま鳴らされるべきパンク・ロック』の見本として、文句のつけようがないアルバムだ。モダン・ヒップホップ、一昔前にJazz The New Chapterと括られたようなリズムの勘を取り込みよりいっそう運動神経の良さが良くなっているのを見せつけ、かといって一切スウィートさに振らないポリティカルなメッセージとハードコアな鳴りは真に、いまポスト・ハードコアと呼ばれるようなバンドが鳴らすべきサウンドの進化として特筆され、広く聴かれるべきものだろう。今年はミクスチャー・ロックのベテランによる新譜に勢いのある年だったと思うが、そういった中でも群を抜いてフットワークの軽い、運動神経の良いバンド、アルバムだと思う。ひいき目がないとは言わないが、『最新作が最高傑作』を再結成後も為し続けられるのは本当にすごいことだと思う。来日求む。

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世にはてブロに生くる者なし

無沙汰しています(平謝り)

11/30(土)に札幌コンベンションセンターで行われる、『北海道COMITIA 11』に参加します。サークルスペースはM04『Survival Sickness City』。試験的に文芸ジャンルで申し込んでみた。新作は『カミツカ!』という、『狐の嫁入り』でお世話になったいなさんとのコラボレーション作品。女児向けニチアサアニメのトラウマ回っぽい小説で参加。表紙など詳細は後ほど改めて。

いうわけで、ひたすら原稿の作業をしていた。BGMは筋少『最後の聖戦』やKing Gnu「白日」、Stormy Sixなど。時間のある時にきちんとレビューしたいが、Refusedの新譜がとにかく素晴らしかったので聴いてほしい。最新の、最も運動神経に優れたパンク・ロックがここにある。

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空きっ腹にはてブロ

週のお題「残暑を乗り切る」ということで書いてみる。乗り切れていない。死にそう。

RISING SUN ROCK FESTIVAL '19に参戦してきた。詳しくはnoteにでも書こうと思うのだが、the pillowsの選曲に泣かされ、GLIM SPANKYはただひたすらにカッコよく、mol-74の自由さには大いに感銘を受けた。台風による1日目の中止などアクシデントにも見舞われたが、2日目は過ごしやすく、いいイベントだったと思う。10年以上ぶりに参加したが、思ったより動けて安心した。やはり場がいいからなのだと、思う。

田祐伸(chikyunokiki)による企画『時おり君を忘れる』を観た。シラサキトオルバンドの十勝を感じさせるオルタナ・カントリー的な楽曲や平井正也の純粋無垢さを失わない感情の洗練といった歌、山田祐伸はようやく「ひきかえる」が生で聴けたし、感無量。RSR3日目というか、クロージングみたいな気分もあり、とても感動した。

日のアルバム。

yakinch(ふにゃっち)『GIRL MEETS BLUE』

日本のシンガーソングライターによるアルバム。2019年発表。SNS世代の、だとか大仰な枕詞を付けたくなるのだが、2019年の日本からしか出てこないアーティスト、作品なのは間違いない。ルーツとなるJ-POPやオルタナといった要素を比較的ストレートに感じさせつつ、シンプルなバンド・サウンドに乗せてアニメキャラなどへの思いを歌う。早い話がBump Of Chicken『アルエ』などの延長線上とも言えるのだが、その先に現れるエモーショナルは最新の、いまでしか味わえない類のものだ。それは単に作品が、キャラが、シチュエーションが現代的だから、というだけの話ではなく、感情の解像度とでも言うべきものが、あくまでほとばしるような衝動で微細に描かれている。シンプルに声が五十嵐隆(Syrup16g)に似ている、というズルさもあるが、やはり説得力のある歌声もいい。インディながら鳴りのいい録音だとか、魅力を挙げていったらきりがない。フリーダウンロードだということもあり、オタクに限らず多くの人に届いて欲しい。シンプルにいい歌の詰まった、万人に薦められるポップ・アルバムだと、思う。

普通のはてブロ

週のお題「夏休み」ということで書いてみる。人生是全て休みみたいなものだが、近年は夏の暑さにやられて特に何もできずにいる。とはいえ、冬は冬で寒さにやられてほぼ冬眠のように眠っていたりするのでどうにもならない。

 

Rising Sun Rock Festivalのタイムテーブルが出たので、行動予定表を作ってみた。

ためてぼ天国

今回はLiSAと吾妻光良がドン被ったのが残念だが、あとはのんびり回れそうだ。あとは体力だけが問題だが。

 

っちゃんの新曲NAHTみたいな件。

アルバム自体も良かったので、また改めてレビューしたいところ。

末はフジロックの配信を観た。GEZANが断トツでヤバく、おそらくショック度でいえば平沢進+会人も相当なものであり(久しぶりに「オーロラ」を聴いて懐かしくなった)、toeは意外にきちんと触れていなかったな、と思ったら良い意味でポストロックの軛から外れたような、有機的なグルーヴと熱量に感心。EGO-WRAPPIN'はもっと観たかったし、キセルは一曲目から「くちなしの丘」でこれも懐かしくなり(初めてバンドでコピーした曲だったりする)、THE WATERBOYSを聴いて下北沢に行きたくなり、竹原ピストルの「アメイジング・グレイス」に泣き、KING GIZZARD & THE WIZARD LIZARDのダイハードなメタルっぷりに笑ったりした。途中、友人と実況してみたりもして、やはり祭としてのロックフェスは楽しいし、それを配信で観ることができるというのは本当にありがたいな、と思う次第だ。いや、やはりそれにしてもGEZANは凄かった。

 

譜1stワンマンライブ『不可解』の中継をたまたま観る。シンプルに今の流行というか、ユース・カルチャーに触れたな、という印象が強く残る。ああいうコンテンツに触れると自分がロリコンである(または、そういった要素がある)ということを否応なしに突きつけられる気がしていくらか思うところがないでもない。

 

日の音源。

闘争のエチカ(上巻) “L' éthique de la lutte Un” [USB]

闘争のエチカ(上巻) “L' éthique de la lutte Un” [USB]

 

 菊地成孔闘争のエチカ(上巻)』

日本のミュージシャンによる、『ゼロ年代未完全集』上巻。遂に購入してしまった。菊地成孔が『音楽家としてのゼロ年代の仕事』から選び抜いた音源を上下巻のUSBメモリとして販売し、本人書き下ろしの解説を加えたもの。上巻はベスト選集であり、概ね既に聴いた作品ではあるものの、まとまった解説を読みつつ聴くとまた良さがある。おそらく今作の目玉はDATE COURSE PENTAGON ROYAL GARDENの2007年に行った解散ライブ(まあ再結成したが)音源だと思うのだが、『フランツ・カフカアメリカ』発表時の演奏であるため、非常にアブストラクトというか、これまでに行ってきた実験の成果を発表する場、という印象。とてもエキサイティングな演奏であり追体験ではあるのだが、解散したのも頷ける、ような気がする。UAとの『CURE JAZZ』が権利関係で収録できなかったり、映像面に於いてもいくつか観てみたかったものが権利の関係で収録できなかったという話であり、残念なところはある(収録音源の一覧はこちら)。しかし、『菊地成孔』というミュージシャンの活動を俯瞰するという意味では十分な作品集であり、映像、画像、文章、音源と一通り楽しめるという意味で今でもお薦めできる作品集なのではないかと思う。革張りのケースから(まるで貴金属か何かのように)銀のUSBが出てくる体験はなかなか笑えるものであるし、お薦めだ。

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はてブロ・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード・アゲイン!

くなってしまったが、まずは北海道COMITIA10(以下『北ティア』)のスペースへと訪れてくれた、応援してくれた方々に感謝を。物理、電子書籍ともに通販もあるのでよろしくお願いします。

survivalsickness.booth.pm

というわけで以下簡単な旅行記

早朝6時のJRで札幌へと向かう。到着は9時30分。旅行用の音楽プレイヤーからフラワーカンパニーズ「深夜高速」が流れる。うとうとしながら到着。降車の際、3席前に友人が座っていたということに気付きお互いに驚く。そのまま友人とバスで会場、札幌コンベンションセンターへ。

北ティアの札幌コンベンションセンターでの開催は初だが、これまでが良くも悪くもアットホームな、地方のイベントという感じだったのに対しかなり本格的に『同人イベント』的なつくりというか、建物内の雰囲気から会場スペースに至るまで、東京で見たような、という雰囲気に圧倒される。スペースの利用自体は広くて使いやすく、次回開催も会場が同じということで非常にありがたい。

イベント内では知り合いや、以前から贔屓にしてくださっている方、まったくの初見で本を読んで買ってくださる方々に恵まれ、本当に嬉しかった。北ティアは2からひととおりサークル参加しているが、今回が一番リアクションをいただけたのではないかと思う。新刊がディスクレビュー本だったこともあり、評論のエリアに居たのだが、次回もそちらでスペースを取ろうか迷う。

終了後は速やかに撤収し、札幌に来るといつも快く迎えてくれる友人のM本君とともに大通周辺をぶらつく。キングコングやフレッシュ・エアーという愛好家にはお馴染みのレコード・ショップで安価なCDをいくつか購入する。札幌でバーゲンCDを買おうとすると今は結局この2店と、市電東屯田駅近くにある音楽創庫タナカ、そしてブックオフぐらいかなという感じだ(遠出をしたらまた違うのだとは思うが)。

オタク通りのモスで小腹を満たしつつ今年のライジングサンについてなどの話をM本君と広げ、一通り落ち着いた辺りで解散。そのままメロン、とら、らしんばんといった辺りでオタク関係の物色をするも成果なし。パソコンショップMKへと引き返し(キングコングと同じビル、というのがなんともカオスだ)Liar-soft『時計台のジャンヌ』中古が安かったので迷ったが、DL販売などとの兼ね合いを考えつつスルー。自分が同人出版を行っているというのになんだが、物理には厳しい時代だと改めて。

大通地下でドトールに入り休憩、早めに札幌駅へと向かい、JRの最終で帯広へ。dCprG「mirror balls」が流れなんとなく旅の終わりを感じつつ、ぼうっとしていたらすぐに到着。タクシーで帰り、就寝。

今回は北ティアも10回目の開催ということだったが、あらためてここ5年の集大成というか、主に北ティアという場でやってきた活動がひとつ報われたような気持ちになれた。また次回、11も面白いことがやれたらなと考えている。あらためて、ありがとうございました。

 

A Quiet Evening presents "Red Letter Day Vol.13" -Crush Peanuts "聞きたいことがあった"ツアー-』を観た。いろいろ思うところが無いわけでもなかったのだが、とにかくA Quiet Eveningのライブがすばらしく、行けて良かった。

 

記に関連して、AQE新譜のリリース元であるfurther platnicの音源を聴き返しているのだが、inthenaMEofloveが良すぎて驚く。どうして今までスルーしていたのだろう。きちんと聴き返さねば。

 

週のお題「わたしの好きな歌」ということで書いてみる。John Coltraneとか?

 

日のCD。

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A Quiet Evening『The Middle of Hearts』

日本のバンドによる1stフル・アルバム。2019年発表。というわけで全国的には8/7リリースの新譜をライブ会場で購入。シンプルにTHE GET UP KIDSを彷彿とさせるようなUSスタイルのエモ、なのだが、曲の良さと、オルタナ/インディに括られるタイプのギターロックにしてはむちゃくちゃキレのいい演奏(特にドラム。そういうところもTGUKぽいか)、そして特に『少年のような』と形容されがちな歌声が今回の新要素である日本語詞と相まって強く胸に迫ってくる。和製エモといえば極東最前線系や、関連して札幌シティハードコアといったジャンルがあるし、そういった流れの先にいるバンドとしてもNOT WONKやanthology three chordらと共に最先端というか、たとえばHUSKING BEENUMBER GIRLcinema staffなどといった名前を出して興味を惹かれたならぜひ一度は聴いて(観て)みて欲しい。個人的にはルードかつ直線的なベースラインにFace to Face(メロコアとエモのいいところにいる名バンド)を思い出したりもした。お薦め。

2015年のEP『Dawn』はサブスクリプションでも聴けるので、こちらもぜひ。