虚空の黙祷者

クローカ/黒岡衛星の日記帳

Information

岡衛星(筆名)公式tumblr『クロノグラフになれなくて』はこちら。直近のイベント参加告知なども。

販用BOOTH展開中。

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現在扱っているのは『あたらしい魔法e.p. 丙種魔法取扱者』、続編で現在最新刊の『つづく光e.p. 乙種魔法取扱者』、『おわらない、 e.p. 甲種魔法取扱者』(最新作)それぞれ書籍版/DL販売(同内容)と、おかげさまで物理書籍は完売した『カレンダーガール』、『ガールズ・ワールズ・レコーディングス 黒岡春日作品集』のDL販売。試し読み用の無料デジタル小冊子『Survival Sickness City Sampler vol.01』もダウンロードできる。

love your hateblo

々と『剣の街の異邦人』をプレイしている。ビギナーモードなのにかなりキツい。が、個人的にはダンジョンハックはこのくらいの歯ごたえがちょうどいい。『不思議のダンジョン』シリーズなどもそうだが、ヌルめのゲームに親しんでいるとどうしても引き際が甘くなるというか、戦闘なども流れ作業にしがちだが、そんなことをしていると気づけば即死、ということになりかねない。それでいて、3DダンジョンRPGとしてのUIは完璧というか、痒いところにすべて手が届くかのような行き届いた仕事に感服するばかりだ。改めてお薦めのゲームだ。序盤で躓いてもめげずにトライしてみてほしい。きっととんでもない時間泥棒に化けるはずだ。

しぶりに小説の執筆が調子よく進んでいる。今度こそは『狐の嫁入り』本編をお届けできる予定だ。執筆BGMはクラシックロック系。T.RexだのQueenだのと聴いているとなんだかこういった音楽ばかり聴いていた10代の頃を思い出す。老成、にあこがれでもあったのだろうか。この歳になるとまったくそんなものはいらないなとも思うわけだが、まあ、趣味が古いだけ、ということにしておきたい。

ーム実況が面白い。ずっと2BRO.、三人称、でれおじといったあたりの動画を観ている。最近とんとテレビを観ていなかったのだが、そういったものに代わる、BGVとして流していてもじっくり見入っても楽しいコンテンツでありがたい。

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最近の死ぬほど笑った回。

日のアルバム。

love your Best

love your Best

 

 豊崎愛生『love your best』

日本の声優によるベスト・アルバム。2017年発表。これまでに発表された三枚のオリジナル・アルバムから選曲された15曲に、新録1曲を加えたもの、ということだが、こういった企画にありがちな、熱心なファンとしての文句はどうしても出てしまう。特にシングル曲で最も重要だと僕が思っている「フリップ フロップ」がCD/アナログ(なんと選曲の異なるアナログ・レコードも出た。現在入手困難)共に収録されていないというのは理解できないし、1stアルバムの楽曲であれば「march」などもまた、アーティスト豊崎愛生の幅広い一面を伝えるものになると思うのだが。とはいえ、そういったあれこれも含め、『ベスト盤の選曲、曲順を見て聴いてあれやこれやと言ってほしい』という、音楽オタクとしての豊崎愛生の心憎い演出でもある、というのが今作の面白いところだ。単なるシングル・ベスト+αではここまで語りどころがなかっただろうし、そういったところにも豊崎愛生のアーティスト性の豊かさが現れてくる。

ベスト盤語りなのでもう少し長めに書かせていただくが、『豊崎愛生』、というひとを、そのアーティストとしての活動を追いかけるとき、『音楽オタク』である、ということを把握するのは大事なファクターだと思う。最近だとナタリーでのインタビュー記事などが良い例だが、天性のスター、というよりは、単純に自分がリスナーとして音楽を愛しているからこその理解、が楽曲表現やステージングに現れる、というのが面白い。だからこそ、『アニメ音楽ファン』だけではなく同類の『音楽オタク』にこそ聴いてみて欲しいし、そこには少し笑ってしまうほどの共感があるのではないか、と思うのだ。

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遠すぎたはてブロ

Amazonプライムデーの恩恵にあずかり、安価なノートPCを購入した。最低限のWebブラウジングと原稿作成、ついでにストリーミングでBGMを流しておければ尚良し、ぐらいのものだが、やはり新しいガジェットは心躍るものがある。

steamのサマーセールがあったため、ゲームを買い込み遊び倒す。以下いくつか紹介していこうと思う。

・『Salt and Sanctuary』。『2D版ダークソウル』として一時期少し話題になった作品。とはいえ『ダークソウル』をプレイしたことのない身としては単純に『悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲』を思い出す、2Dダンジョン探索アクションだ(近年言うところの『メトロイドヴァニア』というやつ)。強烈にダークだがどこかとぼけた味わいもある世界観も素晴らしく、アクション自体の難易度も高くはあるもののストレスなく再挑戦できるし、いざとなればレベルを上げて物理で殴ることもできる、という絶妙なバランスで、本当に良く出来たゲームだ。セールでなくとも安価であるし、値段分の満足はあるのではないかと思う。お薦めだ。

・『剣の街の異邦人(邦題)』。萌え系の絵柄でWIZ系(3DダンジョンRPG)、というシンプルなゲーム。というか、このメーカーはこういったゲームばかりのようで、他の作品もぜひプレイしてみたい。さておき、本当にシンプルなダンジョン探索型RPGであり、これもまたなかなかの高難易度でありつつ、UI周りの充実、痒いところに隅々まで手が届くシステムの数々は本当に見事。キャラメイク周りに癖があるが、そういった点まで含めて懐かしさがあり、黙々とプレイしてしまう作品だ。steamのゲームにしては少々高価なため、セールを待つのが良いかもしれない。

・『SpeedRunners』。いま僕の友人周りで大ブームを巻き起こしている、というか巻き起こさせたゲーム。ひたすらコースを競争しつつ、ジャンプ・スライディング・ダッシュ・ワイヤー・アイテムで差を付け妨害し最後の一人になるまで生き残る。既存作品の例えで言うのなら『カービィグルメレース』+『マリオカート』、だろうか。それで伝わる人ならば熱中できるのではないかと思うし、そうでなくともシンプルな操作の(車ではない)レースゲーム/パーティゲームとしてぜひ複数人で楽しんでほしい作品だ。よくセールやフリープレイを行っているのでタイミングを待つのがお薦めだ。

・『Lethal League』。こちらも友人周りで盛り上がってきているゲーム。超次元スカッシュというか、キャラを操作してひたすら一つのボールを打ち合い、返せなかった人間の負け。スピーディに膨らんでいく速度感がとにかく爽快で、ものすごい速度を目押し(判定が甘めのため案外なんとかなる)で返したときの快感はかなりのもの。若干スマブラ風ではあるが、操作した感じはブロック崩しに近い。こちらもセールしているし、複数買いで割引があったりするので友人と遊んでみてほしい。

日のCD。

螺旋の刻印

螺旋の刻印

 

オオフジツボとリタ『螺旋の刻印』

日本のバンドとシンガーによる2枚目のアルバム。2017年発表。アコースティック・ギター/ヴァイオリン/アコーディオンの変幻自在なアンサンブルにパワフルな女性ヴォーカル、という図式は前作と同じなのだが、よりロック色が強く、攻撃的な印象を受ける。と同時に、タイトルにあるような、遺された者として歌い継いでいく覚悟、といったRitaのカラー、寂寥と覚悟が強く出ているようにも思う。吉良知彦最晩年の楽曲「遠すぎた十月」が収録されているが、決して追悼商売のようなものではなく、心に刺さる一枚だ。

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はてブロの天使マリ

ピックが溜まってしまったので少しまとめて書こうと思う。

ずは6/24。こちらでも告知したが『りんごの箱に乗って』というライブイベントに行ってきた。会場は北のれんがギャラリー古柏堂というところで、とても帯広の街の一角にあるとは思えないような、そこだけタイムスリップしたかのような木造の建物と演者達で設営したというリンゴ箱のステージ。企画者である山田祐伸(chikyunokiki)の人柄がそのまま現れたような、アットホームであり、不思議な空間だった。出演者はBENBE、山田祐伸、Chima、成山剛(sleepy.ab)という、山田祐伸曰く「ずっと揃えたかった面子」。まさに、というひたすら心地よい空間だった。

 

BENBE。久しぶりに観たが、相変わらずの酒場音楽というか、そこに居て音を鳴らすだけで一気に異国に飛ばされるような、架空の旅をしているような時間だった。ヴォーカルは留萌出身とのことだが、やはり北海道の田舎は独特の世界観を持っているよな、と再確認。

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山田祐伸ソロ。本来はギタリストと来る予定だったのだがアクシデントにより、とのこと。しかしアコースティック・ギターとエフェクタ類、シンセを最大限に活用し、chikyunokikiの1stから「海のような草原に魚は泳ぐか」、「ひきかえる」、そして新曲の3曲を演奏。中盤にガッツリとノイズを挟み、ただのゆるいアコースティックな空間では収まらない独特の面白さを発揮していた。アクシデントもいくつかあり、本来のパフォーマンス、とはいかなかったようだが、それが却って面白くもあり、また出来るだけ近いうちに観たいと思わされるものだった。

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Chima。相変わらず、可愛らしい見た目でぶっとんだ不思議な楽曲を演奏する人だな、と思わされた。SSW、という言葉のパブリック・イメージをひっくり返すような、どちらかというと(楽器こそアコギのみだが)ワン・マン・バンド的に身体全体を使い表現する姿が印象的だ。初めて聴いたときに衝撃を受けた「バラバラの島達」や、音源で好きだった「八月と太陽」などが聴けたのが嬉しかった。アニメの主題歌になったという「はじまりのしるし」も聴いてみたかったが、またの機会の楽しみとする。

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成山剛。sleepy.abとして10年近く前にRSRで観ているが、ソロとしては初。アルバムとは違った、素朴な歌心でただただシンプルに、けれどそれこそが一番の強さだと言わんばかりの誠実かつ力強いステージング。途中ではChimaや山田祐伸とのコラボも観られたりとお得で、特に山田祐伸とは「メロディ」を演奏してくれたのが嬉しかった。改めて「街路樹」の名曲ぶりにおののく。

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最後は出演者全員で「上を向いて歩こう」を合奏。グダグダでありながら心地よい空気感がまさにこのイベント特有の味。最後まで楽しい時間・空間だった。来年もまた開催したいという話なので、ぜひまた参加したい。

 

6/25は北海道COMITIA6。様々な要因により創作のスランプに陥っていたのだが、こうやってコミティアに参加するとその熱に自分もやるぞという気持ちになれる。より気を引き締めて創作したい。

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新刊の通販も開始したので、よろしくお願いします。

日のCDはお休み。

はてブロ・はてブロ・モンキービーチ

月25日にホテルさっぽろ芸文館で行われる北海道COMITIA6、新刊のCMを作った。

『CONSOMME CUBE Vol.01』

・ディスクレビュー:chikyunokiki『Layer』、『BALL』
・ライブレポート:Dream Violence Vol.32
Spotifyで聴けるシェフの気まぐれプレイリストVol.01『プログレ

・ゲームレビュー:『LOVE』、『UBERMOSH』

・ブックレビュー:『魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだがどう愛でればいい?(1)』、『僕は秋子に借りがある 森博嗣自選短編集』、『Fictional_ ~「咆哮剤」総集編Vol.2~』

・エッセイ『いつかの自販機、思い出の小径』

・詩『すみか』

いつものような小説ではないですが、よろしくお願いします。

突にポルノグラフィティのマイブームが来た。

Steamで『AwesomeNauts』を始める。こんなよくできたゲームが基本料金無料とはあんがい今は未来なのだな、という感じがする(ネット対戦が中心であることだし)。いわゆるMOBAというやつだが、なかなか勝てない。しかし、面白い。

行に乗って『シノアリス』を始めた。スノウホワイト、というか上田麗奈目当て。面白いかと言われるとまったくそんなことはないが、やはり上田麗奈の声はすばらしい。

24日(北コミの前日だ)に帯広でいい感じの面子のライブがあるらしい。

Chimaはいつの間にか自分でアニソンを手がけるような人になっていたが、本領はライブだと思うし、成山剛(sleepy.ab)や山田祐伸(chikyunokiki)がソロで観られるのも嬉しい。BENBEも久々だ。せっかくのすばらしい面子なので、できるだけ多くの人に観てもらいたいと思うが。

日のCD。

novelette

novelette

 

成山剛『novelette』

日本のバンドsleepy.abのギター・ヴォーカルによる1stソロ・アルバム。2016年発表。というわけでライブのおさらいを兼ねて紹介してみようと思う。フロントマンのソロ作ということで弾き語りのようなシンプル/アコースティックなものを想像していたらあまりそうではなく、どちらかというとドリーミーな広がりを持ったエレクトロ・ポップ。北国、というか北海道を思わせる独特の『寒さの中にある暖かみ』のようなものを体現する世界観が同郷としてとにかく共感&感動しきりなのだが、単純に良い曲なのはバンドとも変わらず。けれどより内側から精神宇宙を投影したかのような(スピリチュアルな表現になってしまうけれども)誇大妄想系の壮大さがとにかく圧巻で強烈。北海道が誇る至宝、の比較的見つけやすい方だと思うので、多くの人間に聴かれてほしい。

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はてブロ先生

んやかんやあって更新が遅くなってしまった。

GWからずっと、音楽を聴きながら原稿作業をしていた。紆余曲折あり本来出す予定だった結婚百合小説はプレビュー本となり、試験的にコラムやエッセイ、詩などの載ったZINEを現在制作中。安価かつ本ブログの延長で読めるもの、になる予定なのでぜひ手に取ってみてほしい。

Wii Fitで『ながらジョギング』という、屋内でジョギングをするエクササイズをやっている。スマートフォンAmazonプライムビデオでアニメを観ながら殆どその場で足踏みをしているような感じだが、運動不足にはそこそこ良い運動になる。『ロクでなし魔術講師と禁忌経典』と『エロマンガ先生』が面白い。

崎屋2Fテラスで木箱のフリーライブを観る。場所がライブ向きではないのと天候の関係で少しばかりセッティングに苦戦していたが、アクトそのものはやはり最高。機材がシンプルだったのが少々残念ではあるが、相変わらずの可愛らしく、また力強い生命を感じさせるエレクトロ・ポップ。現代のPSY・S的と言えるのかもしれないな、と考えたりする。

日のCD。

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AQ!『くまのおんがく』

日本の作曲/編曲家、石井AQによるソロアルバム。2012年発表。タイトルと仕事遍歴からもっとニューエイジ的な作品なのかと思っていたら良い意味で裏切られた。たとえばAsturiasDTMアレンジのような、或いは菊田裕樹RPG仕事を彷彿とさせるような、押し引きをわきまえたドラマティックな楽曲群。あくまで音数は少なく、DTM的でありながらもその音色や編曲に対する見識は確かなものがあり、ベテランの確かな仕事を伝えてくれる。流通が限られているようだが、機会があれば是非とも入手していただきたい一枚。宅録版チェンバー・ロックとでも言うべき、安物ではない癒し、が得られる作品だ。

日のCDその2。

はにほへといろは

はにほへといろは

 

くうきにみつる(空気公団x倉本美津留)『はにほへといろは』

日本のバンドとシンガーソングライターによるコラボレーションミニアルバム。2013年発表。もともと空気公団は好きなのだが、こういう作品が出ていたことは知らなかった。空気公団の持つ穏やかな雰囲気、ニューミュージック由来であろう歌心はそのままに、どこか80's歌謡的な要素がスパイスとして効いている。ジャケット通りの(?)奇妙に近い非日常感を演出する歌詞もいい。全体的に、空気公団を初めて聴きたい、というのであれば他の作品から、だろうが、ファンは聴いてみても面白いだろう。ミニアルバムながら確かな満足感がある。

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荒野ニオケルはてブロ

くなってしまった。札幌旅行について書こうと思う。

4/8。Dream Violence Vol.32というライブ・イベントが19:30から札幌SOUND CRUEというライブハウスで行われ、しかも翌日同会場では昼からzArAmeがフリーライブをするというので行くことに。バスと列車を乗り継いで南千歳経由で札幌駅へ。と思ったら白石の辺りで線路の点検が入り待たされる。余裕を持って移動してはいたものの、現地の友人との合流に遅れてしまった。というわけで宿にチェックインし、久しぶりにDOIMOIを観たい、という友人のM氏と合流。タワレコを多少ひやかし、会場へ。テレビ塔の近くにあるSOUND CRUEはいかにも昔ながらのライブハウスといった感じながら、とてもピースフルな空間だった。イベントの主催であるDischarming man蛯名氏の人徳かもしれない。前述の通り開演が19:30と遅めだったため必然的に終演も終電間近であり、M氏と別れ宿へ。夕食はコンビニで買って済ませてしまった。今回の旅行はそればかりだったように思う。

4/9。引き続きM氏とライブを一緒することになり、現地集合。チェックアウトに遅れそうになり、慌てて飛び起き用意をし、そのままライブハウスへ。と思ったら早く着きすぎてしまい、せっかくなのでテレビ塔で土産を物色。塔内3F、土産物コーナの景観が好きだ。3Fまでなら無料で入れるというのもありがたい。zArAmeはもっと怖い人達なのかと思っていたが、とてもフレンドリーな感じで一安心(蛯名氏同様、実際には死線を越えてきている人ら、だとは思うのだが)。ドリンク・チケットでシャンディ・ガフを初めて飲んだのだが美味しかった。終演後はM氏とサンドイッチの名店『さえら』に行き、4丁目のツタヤでCDを大量に借りる。M氏と別れ、帰路へ。遅れると洒落にならないので早めに南千歳の駅へ向かい、無事に帯広まで帰ることができた。

ライブレポにも書いたが、音楽漬けの2日間だった。物販ではDischarming manの『ダメージド/マイウォー』(最新音源。7inch.ダウンロードコード付)と『Dream Violence』(dOPPOとのスプリット盤)、水玉さがし『レイトショー』(16'発表最新作)、ioueee『ioueee』(DOIMOIギター杉山氏ソロ。CD-R)、zArAme『COLD e.p.』(今のところライブ会場限定のシングル)といった辺りを購入した。どれも素晴らしく、帰ってからもしばらくは余韻に浸ることができた。どのバンドについても、また、出来るだけ近くに観たいと思う(DOIMOIは遠方なので難しそうだが……)。

日のCD。

歓喜のうた

歓喜のうた

 

Discharming man歓喜のうた』

日本のバンドによる4枚目のアルバム。2015年発表。とにかくフロントマン蛯名氏の強烈な存在感、そしてそれを支える美しく澄まされたバンド・サウンドが印象的なバンドだ。過去に在籍/プロデュースで関わった故・吉村秀樹eastern youthなどの札幌のシーンを想起させるものからどこかギターポップ的な爽やかさまで振れ幅は広く、しかし日常の中にある悲しみと陰りを描いた歌詞世界と唯一無二の歌心によってまとめられ、不穏であったり刺さるような言葉がすっと入ってくる、ある種の怖さを湛えた音楽。メンバーがある程度流動的であったり、リリースする度にその都度のベストを求めて音楽性を変えていくバンドであるため今作がベスト、というわけではないかもしれないが、バンドの、シーンの、日本で鳴らされるべき音楽に於けるひとつの金字塔として記憶されるべき作品、だと思う。お薦め。

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