虚空の黙祷者

クローカ/黒岡衛星の日記帳

私の本気をあなたははてブロというかもね

輪真弓『冬ざれた街』アナログ盤を落札。再発盤CDは阿呆みたく高価であり、かといってダウンロード販売に手を付けるのも気が引ける悲しきアナログ人間の末路。LP盤も高価なのかと思えば意外と安価に入手できた。状態が悪いのだろうか。『六喩』の頃の深町純バンドの面子がバックを手がけている、というのが落札した主な理由だが、単純にシンガーソングライターとしてもわりと好きだ。ジャケも良い。

イブハウスにロケットの発射音が鳴り響く。ロケッツたちがソデから出てくる。「バットマンのテーマ」を演奏する。そして「ユー・リアリー・ガット・ミー」の、あのリフが鳴り響くと、タンバリンを持ったシーナさんがラメラメのボディコン姿で出てくる。ユリリガミ!ロックンロールのヴードゥーを体現するバンド、のとびきりチャーミングなロック・アイコンが彼女だった。冥福を。