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虚空の黙祷者

クローカ/黒岡衛星の日記帳

悪魔のはてブロ歌

週のお題「今年見に行ってよかったもの」、というとやはりライブ/コンサートだろうか(『観』のような気もするが)。ユカキラリタ、Plastic Tree(『Slow Dive』)、高橋アキ、『坂田明、スガダイロー、ジムオルーク、山本達久』、中継映像だがdCprGツアーファイナル、Flairck & Basily Global Orchestra、きら☆りん、電気あんみつる(そういえば感想を書いていない。素晴らしかったのに)。どれも素晴らしい体験だった。CDはPCに取り込むときが一番幸福だ、みたいなことを言ってしまう僕のような人間でも、やっぱり音楽が好きという部分だけはきちんと残っているのだな、と確認できる最後の砦のようなものかもしれない。

記とも微妙に関連するが、なんだか最近やたらと映画づいている。『女囚701号/さそり』、『クレージー黄金作戦』、『惑星ソラリス』、『獄門島』、『インヒアレント・ヴァイス』、『シャイニング』といったあたり。内容がどうこう、というのも勿論大事なのだが、ただただ『映画を観る』という行為が楽しくなりつつある。こういう時にこそ、名作を観ておくべきかな、と考えたりする。

城塔『エピローグ』を読む。とんでもなかった。物語、物語る、物語られるもののその先。ぞくぞくする興奮を、知的好奇心を、暴力的なエンタメの推進力で一気に打ち出す名作。概ねピンチョン的、と言ってしまえる側面もあるのだが(引用もあることだし)、表現としての新しい次元を見せてもらったように思う。衝撃。