虚空の黙祷者

クローカ/黒岡衛星の日記帳

栄光のはて・ブロ

ずは北海道COMITIA8、並びに札幌でお会いできた人々に感謝の念を。ありがとうございました。近い内に通販の案内も始められると思うので、会場に行けなかったという人も待っていてほしい。よろしくお願いします。

週のお題『チョコミント』ということで書いてみる。純粋なミント味はずっと苦手だったのだが、なぜかチョコミントが好きになり、気づいたらモヒートを飲んだりするようになっていた。不思議なものだ。

楽CDが大量に届く。レンタルと購入併せて50枚以上。ひたすらリッピング地獄のち聴取地獄。

チ旅行記。というわけで上記の通り、一泊二日で『北海道COMITIA 8』に参加してきた時のことを。

16日。Miles Davis『Bitches Brew』をリピートしながらバスで札幌へ。以前は『In a Silent Way』一択だったのだが、久しぶりに聴くと凄まじく良い(歴史的名盤にこんなことを言うのもなんだが)。耳が追いついた、ということだろうか。宿にチェックインし、友人K氏とレコード・ショップで合流する。自分の買い物もそこそこに、ひたすら友人へのリコメンドに勤しむ。東京スカパラダイスオーケストラ『GUNSLINGERS』(宇宙一カッコいいロック・アルバム)や90年代初頭のメタルなどを買わせ、自分はPatti Smithなど主にパンクのCDを買う。そういった辺りでいい時間になったので飲みに行く。K氏が連れて行ってくれた『九州博多めし どげんこげん』という店は2980円(税別)で90分食べ飲み放題という安さながら何を食べても美味く、高菜のパスタや辛子蓮根、オニオンスライス(!)まで、とにかく感動しっぱなしであった。飲みの席ということで創作や人生の話なんかにも花が咲きつつ、あっという間の90分だった。その後はK氏の知り合いがやっているというバーに顔を出したりしつつ、解散。宿へ。

17日。眠れず。仕方ないので葵せきなゲーマーズ!』を読む。6巻のラストに震え、悶える。コーヒーとトーストを入れ、昼食にサンドイッチを買い、徹夜のままイベントへ。足を止めてくださった方もそこそこいたし、このイベントでしか会えない人に挨拶することもできた。あらためてありがとうございます。イベント後は友人M氏とその友人Y氏と三人でお茶。オーケンの話を中心に、音楽や特撮(SFXの方)などの話をする。森博嗣の話ができたのが嬉しかった。夕方に別れ、札幌駅へ。この頃には徹夜でハイになっていたのだろうか、食欲が回復したので喫茶コーナーで『横濱文明開化カレー』なるものを食すものの、まったく納得の行かない味。その後バスに乗って帯広駅まで帰ったが、結局セイコーマートでもう一度カツカレーを買って帰宅。就寝。

迂闊にも徹夜してしまったせいで弾丸のような旅行になってしまったが、やはりイベントの空気は良いものだと再確認。反省点は次回までに活かし、よりよく活動していきたいと思う。繰り返しになるが、感謝の念を。ありがとうございました。

日のCD。

More Circles

More Circles

 

Circles『More Circles』

ドイツのデュオ・ユニットによる2枚目のアルバム。1984年発表。気づけば日本のアルバムばかり紹介している当ブログだが、たまには変わったものも。クラウトロックとジャーマン・ニューウェーヴの境目を自由自在に操る、どこまでも『エクスペリメンタル』という単語の似合うアルバムだ。フリッパートロニクス的なギターと、70年代以前の野蛮さを残した電子音響、チープなリズムボックス、ミュージック・コンクレートなどが理性的に絡まり合い、実験的でありながらどこかロマンティックな響きが耳に愉しい。エレクトロニカ通過後の耳で聴いてもまったく有効な作品であることだし、電子音を愛する向きに広く聴かれて欲しいアーティストだ。お薦め。