虚空の黙祷者

クローカ/黒岡衛星の日記帳

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週のお題「ゴールデンウィーク2018」ということで書いてみる。家族全員で回転寿司を食べに行ったり、ブックオフGWセールのCD棚(500円以下のCDが半額)をざっと眺めたりしたが、基本的には家でぼーっとしていた。また貯金して旅行などしたいものだが。

人誌の原稿作業を終え、製本作業に移る。これから印刷に回すということもあり、告知はもう少し待っていただければと思う。

いうことで次回参加イベント、北海道COMITIA8で発表する『CONSOMME CUBE Vol.03』より冒頭のコラムを公開した。

note.mu

南米文学と『VA-11 Hall-A』について、僕なりに思い入れとリスペクトを込めて書いた文章なので、一読いただけると嬉しい。

日のCD。

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killie『犯罪者が犯した罪の再審始まる』

日本のバンドによる現在入手困難な音源を再録した編集企画盤。2018年発表。いま最も、しなやかで力強い暴力が味わえる音源、だろう。かつては音源をコンクリ詰めにしてリリースしたりと一筋縄ではいかなかったバンドであるし、今回の音源に関しても様々な仕掛けが用意されているのだが、あくまでもハードコア由来の『伝えたいこと』に対する真摯さ、がきちんと感じられる。音楽ジャンルで分類するのならば『カオティック・ハードコア』ということになるのだろうが、確かな演奏技術と目つきの据わった悪意は背筋がぞっとするほどかっこいい。かっこいいがしかし、怖い。音楽を聴いてこんなに肝を冷やしたのは初めて、かもしれない。安価なわりに取扱注意な音源だとは思うが、覚悟のある人はぜひとも体験してほしい。バンドが宣言する通りの、『ロックンロール』を爆音で耳に流し込める作品だ。