虚空の黙祷者

クローカ/黒岡衛星の日記帳

はてブロ 未来派 No.9

週のテーマ?が『買い物』ということで書いてみる。ふと思い立ち、おそらく一時的に絶版であろう、ネットでは見かけないイラスト集を地方の本屋であればもしかしたら、と探しに出かけるついでに中古屋でCDなどを物色してきたのだが、これが面白いくらいに見つからず、歩き回って足も痛く(棒のよう、という表現はこういうときに使うのだと実感した)、徒労感が極まった辺りで「何か買わないと帰れない」という謎の使命感により4500円ぐらいするCDを衝動買いしかけたりと色々あったのだが、最終的には帰宅後に駿河屋のサイトでタイムセールをやっていたのでリストを眺めて22枚ほどCDを注文した。納得がいかない気がしなくもないのだが、とにかく届くのを楽しみにしておこうと思う。

それどこ大賞「買い物」
それどこ大賞「買い物」バナー

年ぶりに『Sugar+Spice!』をプレイし始める。なんとなく初回はミャンマーのルートに入ることになりそうだ。今作の魅力を語り始めると止まらなくなってしまいそうなのだが、短編至上主義の僕が『いつまでもこの世界観にひたっていたい』と思える数少ない作品、というのが一番大きいかもしれない。

突に妹がドラムを始めたい、と言い出したのでスティックや教則本を買いに行ったり、試しにスタジオに入ってみたりした。そう遠くない未来に妹とバンドが組めるかも、と考えるのは楽しい。自分もきちんと練習しなければ。

日のアルバム。

アトム 未来派 No.9(通常盤CD)

アトム 未来派 No.9(通常盤CD)

 

BUCK-TICK『アトム 未来派 No.9』

日本のバンドによる20枚目のアルバム。2016年発表。とにかく圧倒される作品だ。前作『或いはアナーキー』から続く狂騒的なテンションはさらに持ち上がり、『Mona Lisa OVERDRIVE』以前のノイズ・コントロールを再び用いるようになった結果、これまでのキャリアを総決算するようでいて、最も勢いのある作品になった、ように思う。長いディスコグラフィの中で、どれを聴けば良いのかという質問に対して「最新作」と返せるこのバンドみたいな例は本当にごくわずかだが、今回はあらゆる人間を納得どころか驚かせるだけの力を持って迫ってくる。芯はぶれていないのに最高を更新し続ける、本当に化け物みたいなバンドだとしか言いようがない。文句なしの名盤。

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