虚空の黙祷者

クローカ/黒岡衛星の日記帳

ベルベット・ゴールドはてブロ

週のお題「20歳」ということで回想してみる(10年前……)。当時も音楽を聴き、ライブに行き、ブログを書いていた。強いて言えば、あの頃はフェス(RSR)に行っていたか。あらためてはてなダイアリーで2006年のエントリを眺めてみると、なかなかに生意気なことを言っていて恥ずかしいが、言いたいことそのものは変わっていない、ように思う。大人になれていないだけかもしれない。

ニメ『ガリレイドンナ』を観る。少し教科書的か、と思うものの、楽しめた。シンプルな話を声優の演技がグッと引っ張るようなところがいくつもあり、出演声優のファンなどは必見。ファンとまではいかないが、大久保瑠美さんの神月がとても印象に残った(ホッチビ、という呼び声がすごく良い)。

リペイドのデビットカード、『Vプリカ』を試してみる。クレジットカードを持たない主義のため、paypalなどのサービスが利用できず不自由な思いをしていたのだが、もっと早く使えばよかった。早速bandcampやsteamで買い物をする。快適。

のBGM。

ガニオテ『ガニオテ』/『A Frog And A Fish From Gokiso Playing Baseball In The Summer EP』

現DOIMOI他、音楽レビューサイトSCSIDNIKUFESINでも知られる(僕はそちら経由で知った)杉山明弘氏が以前やっていた変拍子オルタナメタルバンドのフルアルバムとEP。『ガニオテ』が2001年、『A Frog And~』が2003年のリリース。これは非常にユニーク。まさにオルタナとメタルをいい具合に混ぜ込んだ、良い意味で隙間が感じられるヘヴィ・サウンドに空手バカボン発トリプルファイヤー行きの不条理な歌詞(並びに歌心)がリスナーの心に揺さぶりをかける、オルタナ時代のユーモアが日本で有効だったならばこういう具合なのでは、と思わせる作品。ノブコフ205の腹筋が強いことを主張されてもな……。杉山氏は『DOIMOIの前身』、という言い方もしていたと思うが、演奏のセンス/冴えはこの頃から最高であり、DOIMOIのファンも納得させ得るだけの説得力がある、と思う。それぞれ500円と300円なので気軽に買ってみると良い。お薦め。