虚空の黙祷者

クローカ/黒岡衛星の日記帳

はてブロガール・ストライカーズ

Liar-Soft『屋上の百合霊さん』コミカライズ2作(伊藤ハチ『SIDE A もうひとつのユリトピア』、文尾文『SIDE B 仲良しクイズ』)を読了。SIDE Aは悪い意味で古風に感じてしまい今ひとつ、SIDE Bは原作の再構築の仕方が見事、内容としても好感。総じてコンセプトそのものが挑戦的で良いし、一読の価値はある。

そらくは天候から来る突然の体調不良などもあり、デッドラインを少し越えてしまったが無事小説が完成した。こちらでも予告していたが、仮タイトルを『かくれんぼか 鬼ごっこよ』とし、6/28(ちょうど一週間後だ)の北海道COMITIA 2にて頒布する。本文は減ページのA5 7Pとなったが、表紙担当者(今回はいなもと氏ではない方に依頼した)による巻頭コミックが載る予定なので、そちらも楽しみにしてもらえると嬉しい。

筆の作業用BGMとして先日まとめ買いしたLoreena McKennittのアルバムを流していたが、どれも素晴らしい内容だ。ケルティック・ハープ奏者にしてヴォーカリストであり、ポップ・ケルトなのだが特に80年代のものは切れ味があり、アルバム『遠い音楽』前後のzabadakが好きな人には直撃なのではないだろうか。そういえば近年、主に北海道方面のライブで吉良知彦氏と共演している木村林太郎氏もケルティック・ハープの名手であるし、やはりその辺りが気に入るようであれば薦めたいところだ。問題はCDの入手難度が少し上がっているところだろうか。中古などで見かけたら(値段にもよるが)迷わず購入するべき。