虚空の黙祷者

クローカ/黒岡衛星の日記帳

新しきはてブロの光と道

The Skatalites『Return of the Big Guns』が届いたため、久しぶりにスカパラがカヴァした方の「After the Rain」(アナログ7inch音源。ムック『スカパラ入門』にもCD音源が付属)を聴く。近年のスカパラによるカヴァ・ワークスの中でも屈指に良いのではないか。常にこういうことをしてくれていれば、とも思うがそれではスカ・フレイムスになってしまうのだろう。次の一手が気になるところだ。

在午前3:59。眠れない。今日は9時起きで妹とトーベ・ヤンソン展を観に行く予定だというのに。今4:00になった。仕方がないので起きてこのように時間を潰すことにする。

くレゲエだSKAだ、と言ってはいるが僕はこのジャンルに対して殆ど知識がない。ここ数年でいくつかディスク・ガイドを読み、ようやくジャンル単位でほんの少し系統立てて理解できた、という程度だ。まだまだ聴くべき音源は無数にある。しかし、ルーツを聴けば聴くほどにスカパラというバンドのSKA『でもある』という音楽性のユニークさが際立つ。新作はどうかと思うし次に出るベストもどうかとは思うが、それはそれとして世界に誇れるバンドだ。

バマス関連二つ。まずは『THE IDOL M@STER CINDERELLA GIRLS ANIMATION PROJECT 00 ST@RTER BEST』(長い)が非常に良かった。元々ライブBDでしか楽曲を知らなかったので、改めてCD音源で聴くとその丁寧な録音に感動する。ヴォーカルに関する素晴らしさも勿論だが、楽器の鳴りがとにかく良い。ギターを例に取ってみても、「Twilight Sky」に於ける上品のギリギリを見極めて歪ませたようなギターソロから「You're stars shine on me」の清廉なアコギまで、本当に聴きどころが多い。曲の良さは言うまでもなし。もうひとつは同人音楽で見かけたモバマス楽曲の8bit風アレンジ音源『CINDERELLA CHIP COLLECTION』。001~015までの楽曲を収録、ということで前述のアルバムとはいくらか選曲が異なるが、面白いアレンジなので是非とも併せて聴いてみて欲しい1枚。ただでさえセンスが問われる8bitアレンジでここまでうまくやった人、というのを僕は他に知らない。試聴はニコ動で。