虚空の黙祷者

クローカ/黒岡衛星の日記帳

はてブロセンターCX

週のお題「2019年上半期」ということで書いてみる。どうにかやれてはいるというか、ここ何年かのごたごたに比べると穏やかな日々といった感じだ。

らためて告知。明日の6/30(日)、札幌コンベンションセンターで行われる『北海道COMITIA10』にサークル『Survival Sickness City』(サバイバルシックネスシティ)で参加する。

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新刊はずっと出したいと思っていたディスクレビュー本。読み応えのあるものになっていると思うので、ぜひスペースI25に訪れて確認してみてほしい。音楽が好きだという人も、そうでもないという人も、ひとつ話でもしに来てくれればと思う次第だ。例によって百合やBLなどの既刊小説もあり。

成ベスト・ゲームを決めよう。『勇者ああああ』や番組で引用されていた『ファミ通』の企画を、自分がやってみるとしたらどう?という話が友人との間で盛り上がり、せっかくなのでここに書いておこうと思う。5位から1位まで、長くなりそうなので一応畳んでおく。

 

5位『悠久幻想曲』(メディアワークス *H10年)

声優とか、深夜アニメだとか、そういったものに興味を持ち始めた頃に出会った、自分にとってオタクのめざめ、みたいなものの象徴。女の子が可愛い、好きな声優が出ている、みたいなのは勿論あるのだが、それよりもエンフィールドという街と、そこに住む友人たち(男女問わず)の空気感が魅力的だった。エンフィールド時代の悠久は本当に思い入れが強いので、いまさらアーカイブスと言わずsteamにでも移植していただければ思い残すことはないのだが。

*PS版のデータ。SSでの発売はH09年。

 

4位『GOD EATER BURST』(バンダイナムコ H22年)

オタク界隈で言うところの『コロコロ派とボンボン派』みたいなのは確かにあって、当時の話だとコロコロ的というか、主流の狩りゲーはモンハンで、より中二病的であったり、萌えオタだったりとか、そういったボンボン派的な人間が遊ぶのがゴッドイーター、という感じだったと思う。それぞれにいいところはあると思うしそもそも僕はモンハンをまともにやっていないのでこれ以上掘り下げることはしないが、狩りゲーとしてマルチプレイCo-opの楽しさに加えて、独自の世界観だとか、キャラメイクの楽しさだとかそういった要素、何より操作性が気持ちよくてずっとプレイしていた。そもそも、体験版の時点であれだけプレイし尽くしたゲームも他にない気がする。ガラス繊維が出ないのよな。

 

3位『FRONT MISSION SERIES GUNHAZARD』(スクエア H8年)

シリーズのファンからは『どうして2作目はアクションになったんだ』と言われがちな今作だ(そして実際にその後はSLGに戻った)けれども、今でも最高のロボットアクションだと思っているし、僕がプレイしたゲームの中で最高の作品、として挙げることもよくある。メカの類いがどれもカッコ良くて、シンプルに爽快感があって、難易度も自由度もちょうど良くて、そこまでガチガチの軍事ものではないというか、冒険ものとしてよく出来たシナリオと、褒め続けたらきりがない作品。

 

2位『プリンセスメーカー ゆめみる妖精』(ガイナックス H9年)

電撃PlayStation』誌の表紙、並びに連載されていたエッセイ漫画『すくすく娘さん』(著:祥人)に一目惚れ。買ってからは妹と2人で遊び倒した。とにかく娘がかわいいのもそうだし、シンプルなシステムでいくらでも楽しみ方というか、妄想が広がるようなイベントの数々も好きだった。そういえばプリンセスにしたことがない(妹がしたのを眺めていた)のを思い出したので、久しぶりにsteam版でやってみようかと思う。

 

1位『星のカービィ スーパーデラックス』(任天堂 H8年)

もう、僕にとって最高のゲームといえばこれしかない。僕にとっての『ゲームの楽しさ』が全部、とは言わないけれど、これだけたくさん詰まった作品は他にない。元々カービィは好き(特に『夢の泉の物語』はGBA版でもう一度買ってプレイしたりもした)のだが、もう『スーパーデラックス』という名に恥じないというか、一生遊んでいられるアクションゲームは他にないような気がする。この前久しぶりにグルメレースを走ったらそれはもうひどい記録だったので、久しぶりにやりこみたい気持ちになったりもした。

 

こういうランキングを作っておいてなんなんだが、今でもゲームは遊んでいるし、好きな作品も、思い入れができた作品もたくさんある。とはいえ結局、選ぶとしたら妹や友人との思い出を優先してしまいがちというか、『体験』がゲームの魅力である以上、そうなってしまうのも仕方ないかな、という気がする。次点としては、もうきりがないのだが、

といった辺り。Steam(PC)の面白かったゲーム、はまだちょっと熟成が足りないというか、それもまた機を見て紹介したくはあるのだが。