虚空の黙祷者

クローカ/黒岡衛星の日記帳

はてブロ・コンテンポラネオ

き続き新刊の告知。黒岡衛星公式ブログ『クロノグラフになれなくて』にも告知エントリを用意した。

http://satellitecrouka.tumblr.com/post/179633192908/

satellitecrouka.tumblr.com

12/2(日)、ホテルライフォート札幌。よろしくお願いします。

週のお題「読書の秋」ということで書いてみる。次、執筆する予定の作品の参考にと神坂一『O・P・ハンター』を読む。表題作の見事さはこの2018年にあってますます唯一無二となっているように思う。きちんと再評価されるべき。

題「紅葉」ということで書いてみる。確か配信で観たライブの、日比谷カタンが演っていた『連合赤軍の残党カップルが京都で紅葉を見上げながら決意を新たにするさだまさしの新曲』という曲、並びにMCが頭から離れない。日比谷カタン、一度生で観てみたい。

変わらず、Spotifyでプレイリストを編む日々が続いている。

楽オタクの常として、こういったプレイリスト公開ものには目がないのだが、特にこの2つはよく出来ているのではないかという自惚れがあるため、是非聴いてみて欲しい。
『こういうプレイリストを作ったのでオススメしたい!』という方もお待ちしています。

pixiv BOOTHで行われているWEB同人音楽即売会『APOLLO 09』に一般参加してみる。あまり同人音楽には馴染みがなく、好みのジャンルとも若干ずれる界隈なのだが、たまに面白い作品があり、眺めて気になったジャケットを試聴しているだけでも楽しい。こういう文化が音楽以外でも根付いたらいいのにな、と思いつついくつか買う。やはり同人音楽ミニマルテクノ系が良い。

日のアルバム。

Prhyzmica『convergence』

日本のアーティストによる、おそらく8枚目のアルバム。2013年発表。というわけでAPOLLOで出会った一枚を。あくまでDTMであることをプラスに強調しつつ、民族音楽風からアキシブ系(死語……)ポップスまで幅広く手掛けるアーティストの、ミニマルに拘った作品集。アンビエントグリッチ/ポスト・クラシカル……といった要素をアブストラクトに繋ぎながらゆっくりと聴かせる。宅録感を逆手に取ったような、独特の温かみある音色もよいし、何より作曲として優れている、ように思う。たとえば、「変拍子とかよくわからないけどMaison book girlはバック・トラックも可愛くて好き」という人が居たらストライクなのではないだろうか。今回一番の収穫。お薦め。