はてブロ登場
今週のお題「ゲン担ぎ」ということで書いてみる。僕自身は信心深いわけではないのだが、そういうことを気にする家で育ったというのはあり、誰に祈ってるのやらとは思いつつ、ついそういった作法をしてしまう。アイヌの神だとか神道だとか、それこそキリスト教でも良いのだが、概念としての宗教には引っかかるところがあるため、一度しっかりと調べてみたい。
断捨離を決行。今月中には(一部思い入れの強いものなどを除き)部屋中のCDと本を知り合いの古書店に売る。きっかけは電気工事にまつわる部屋の掃除だったのだが、だいたい20年、半身も同じと信じて集めてきたものを処分する、というのはなかなか感慨深いというか、そんな一言では表しきれないような気持ちが胸をもやもやしている。しかし、もう決めたことだ。
ずっと格好良いと思いつつも正体がわからなかったFUJIFILMのCM曲が判明していた。音源などにはなっていないらしく、残念。
このイベントが気になる。
《拡散希望》
— 葉緑体クラブ (@youryokutai9) 2018年1月24日
《アルバムリリース ・レコ発ライブ》
葉緑体クラブは2018年4月28日より、
新しいアルバム「動物たちの棲むところ」をリリース決定!!
記念日として同日にレコ発ライブを開催します!ぜひ応援しに来てください! pic.twitter.com/lo4hDY8GCN
ずっと観たかった葉緑体クラブのレコ発、それも久しぶりに観たかったchikyunokikiと、アニメ『メイドインアビス』劇伴への参加で話題になったSNARE COVER、プラス・アルファということで最高のイベントではないだろうか。
今日のCD。
- アーティスト: 東京スカパラダイスオーケストラ
- 出版社/メーカー: エピックレコードジャパン
- 発売日: 1990/05/01
- メディア: CD
- 購入: 1人 クリック: 16回
- この商品を含むブログ (43件) を見る
日本のバンドによる1stフル・アルバム。1990年発表。久しぶりに地元のライブハウスに来るということで聴き返してみたが、改めてよく出来たアルバムだと思う。クラブ・ユースに留まらず、けれどお洒落なままポップに希求するダンス・ミュージック集、という難しいバランス感覚を、あくまでそうと感じさせずに飄々と聴かせる。後にライブの定番となる「MONSTER ROCK」などキレのいいロック・インストから歌謡曲のカバー、映画音楽まで幅広く、しかしその後にASA-CHANGやギムラが先導する誇大妄想的な広がり(それはそれで魅力的ではあるが)はまだない。『1stにはそのバンドのすべてがある』とは言うが本当にその通り(厳密にはメジャー1st、ではあるが)というか、スカパラの魅力を過不足なく伝えるいいアルバムだ。90年代のスカパラを聴いてみたい、という人にもお薦め。
今日のCDその2。
- アーティスト: MARMALADE BUTCHER×ATLANTIS AIRPORT
- 出版社/メーカー: 不可説RECORDS
- 発売日: 2015/10/28
- メディア: CD
- この商品を含むブログ (2件) を見る
Marmalaide Butcher x ATLANTIS AIRPORT『Rembrandt Rays』
日本のバンド2組によるスプリットep。2015年発表。寡聞にして両バンドとも初めて聴いたのだが、非常に良かった。ざっくり言うとマス・ロック・バンドMarmalade Butcherとうたものポスト・ロック・バンドATLANTIS AIRPORTという2組の楽曲が、交互に2曲ずつ、計4曲収められている。Marmalade Butcherは1曲目「降下する都市」でATLANTIS AIRPORT側のVo.であるsonezakiをフィーチュアしているのだが、これがもう圧巻というか、プログレッシヴなうたものとしてここまで完成度の高い楽曲は久しぶりに聴いた。インスト曲である「Chi-Se」(やはり『最終兵器彼女』なのだろうか)もアグレッションを最大まで上げたようなハイ・テンションな楽曲で非常に格好良い。対するATLANTIS AIRPORTはあくまでうたとしての強度を土台にしつつ、アヴァンギャルドなアプローチを仕掛けていくという印象だ。「LOVECRAFT MYTHOS」なんて楽曲もありオタク的にニヤリとさせられてしまう。普段あまりスプリットを聴かないというか、大抵はどちらかのバンドが目当て、という風になってしまいがちなのだが、(ジャケットの美麗さも含め)単純に盤として素晴らしい。お薦めだ。
今日のアルバム。
渋谷すばる『歌』
日本のアイドルによるカバーアルバム。2016年発表。単純に驚いた。1曲目「スローバラード」の凄みたるや。僕もドルヲタのはしくれではあるので、アイドル『の割には』だとか『とは思えない』といった表現は嫌なのだが、そう思っているような人間だとしても一撃で黙らせるような説得力がある、のではないだろうか。もともと歌うことに対して真摯な人だ、とは思っていたが(だからこそのこのタイトル、なのだろうし)僕もまた、どこかで侮りがあったのかもしれない。ボーナス・トラックに関ジャニ∞楽曲のセルフ・カバーを含む全9曲、心の底から感動させられた。続編求む。