はてブロキセキ
11/5、北海道COMITIA7の新刊その2。
Suvival Sickness Demo Tracks Vol.01
01.括弧仮
02.ロックフェス
03.ブギ・ウギ・ピアノを弾く女
音楽と百合と殺伐、をテーマに思いのまま書いた掌編が3作。
よろしくお願いします。
NHK-BSプレミアムにて放送されていた『東京JAZZ 2017』第三夜を観る。川口千里 Triangleはフュージョン・リバイバル的でありながらきちんと現代の音を伝えるものだったし、『エスビョルン・スヴェンソンの見た夢の向こう側』とでも言うべきGoGo Penguinは未来を感じさせたし、あとやはりOMSBが客演した山下洋輔の「寿限無2017」が圧巻。ムラがあると感じる東京JAZZの特番なのだが、ここまで良い回もそうないのではないだろうか。再放送があればぜひ。
DLsite.comでやっているえろげのセールコーナー、
(リンク先18禁注意)https://t.co/5F3bwQTcRAの月替わりえろげセール、ライアーのド名作『Forest』とレイルの名作『霞外籠逗留記』が並んで65%オフの999円というヤバさなので全員買うとよい。https://t.co/RgET5qd5GThttps://t.co/YsNr1MgPe3
— クローカ@北ティアF24 (@chrorograph) 2017年10月18日
思わず買い直しそうになってしまった。『Forest』は英国児童文学、『霞外籠逗留記』は泉鏡花を始めとした日本近代文学ファンに特に勧めたい。11/8までとのこと。
豊崎愛生、結婚。単純にめでたいな、と思う。これからも変わらず僕らのロックスター愛生ちゃん、であってほしい。祝福あれ。
今日のアルバム。
スフィア『Third Planet』
日本のアイドル声優ユニットによる3枚目のアルバム。2012年発表。豊崎愛生のベスト盤と迷ったのだが、おそらく自分の中で一番聴いた豊崎愛生関係のアルバムだと思うので。というわけで本作だが、おそらくスフィアのアルバムで一番、ストレートにパンチのある作品、だろう。パンキッシュなオープナー「LET・ME・DO!!」に始まり、nano.RIPEのヴォーカルが作詞した「Hazy」のようなオルタナ・バラードを挟みつつもクローザーの「GO AHEAD!!」まで、基本的に景気よくかっ飛ばす楽曲群が心地よい。そして歌詞の内容はというと『スフィアと聴いているみんなで高め合えたら宇宙の果てまでも行けるよ』みたいな、METALLICA「Battery」ばりの内容が中心になっており、相変わらず体育会系だな、と思わされるそんな中で、リスナーにそっと寄り添うようなエレポップ「Feathering me, Y/N?」の歌声がより沁みる。全体的に、わかりやすい恋の歌、というのが見当たらない分、広く友情や自己鍛錬を歌ったものが多いのだが、それでもどこか暑苦しくなりきらないというか、風通しの良さが魅力だ。全12曲54分弱、詰め込みがちなオタク音楽業界に於いて適切な曲配置とスピード感、コンセプトを保てた良作なのではないだろうか。声優音楽に興味はあるけど脂っこいのはちょっと、みたいな人にもお勧め。あとこの時期にやっていたスフィア主演のTVアニメ『夏色キセキ』も隠れた名作なので全員観るように。