虚空の黙祷者

クローカ/黒岡衛星の日記帳

はてブロの恩返し

度手放していた瀬口たかひろオヤマ!菊之助』を買い戻す。一度手放した理由もなんとなく思い当たらなくもないのだが、それにしてもずっと後悔していたため。全25巻、新書サイズとはいえかなりかさばる。本当は、届くまでに本棚を片付けたいと思っていたのだが。

田メルつながりということで、既に予約済みの『BLUE REFLECTION』が届くまで『トトリのアトリエ』に手をつけたのだがめっぽう面白い。『エリーのアトリエ』で時間が止まっていた人間としてはその進化ぶりにカルチャーショックを通り越して浦島太郎だ。こんなにも快適、かつプレイしやすい難易度になっていたとは。トトリの声優が名塚佳織だというのも含め、かなりお気に入りの作品になりそう、なのは良いのだが、ブルリフがそっちのけになってしまないか、少し心配だ。

局クリアしていなかったな、と思いライアーソフト『Forest』を再インストールする。『月刊メガストア 2014.01』に収録されていたものだ。いまプレイしても古くさくない、という感じではないが、どちらかと言うと圧倒的なオリジナリティ、オンリーワン性で迫ってくるためあまり気にならずにプレイできる(UI周りはしょうがないが)。しかし、意味のわからないゲームだ。褒めている。雰囲気だけ、と言い切るにはあまりにも纏うものが不穏というか、力強すぎる。あらためて、きちんと最後まで見届けたい。

ワイトデー。諸事情により現在キッチンが占有できないため、柳月や六花亭の菓子を贈ったのだが、本当は久しぶりに、きちんとした菓子を作りたかったなあという思いがある。リベンジしたい。

日のCD。

BOB

BOB

 

KILLING TIME『BOB+5』

日本のバンドによる1986年のデビュー・シングルが2005年にCD化する際にボーナス・トラックを加えたもの。悲願の、という気持ちだ。ついにKILLING TIMEのボックス・セットが出る、再発の際に買い逃していた今作や、さらには未発表のライブ音源つき、ときた。KILLING TIMEというのはちょっと困ったバンドというか、入手も難しく、音楽性も説明しづらく(フュージョンのようでも、プログレのようでも、ブラジル音楽のようでもあり、そのどれでもない)、とにかく『ヘン』で『ポップ』で『カッコイイ』、不思議そのものと言っていい存在だ。セッション・ミュージシャンの本気の遊び、にしては少しばかり壮絶に過ぎるというか、どこか偏執さえ感じるミュージシャン・シップ100%の音楽、斜め向こうのユーモアなど、本当に掴ませない。正直、どの音源でも手に入るのならば一度聴いて衝撃を受けていただきたいのだが、今回『BOB』を紹介したのは単純にこれまで持っていなかったから、というのと、表題曲が(いちおう)代表曲ということになっているようなので。「BOB」はベスト盤には前半部のみが収録されており、初めて聴いた後半部の圧倒的な格好良さに(思い入れもあり)すっかり陶酔してしまった。普段であれば(少なくとも中古で)入手しやすい価格帯のお薦めできるCD、というのを紹介しているのだが、今回に関してはプレミア価格の商品で申し訳なく思う。とはいえ、KILLING TIMEの遺した音源の殆どは前述のとおり今回『ULTIMATE KILLING TIME』という、ボックス・セットとしては安価なものにまとまったというのもあるし、今回の件で昔の盤が値崩れするのであればそちらをあたってみるのもいいだろう。とにかく、あまりにも突き抜けた音楽であり、これがバンド名の通り暇つぶしだというのなら究極のそれ、だろう。この機会にきちんと再評価されることを望む。

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