虚空の黙祷者

クローカ/黒岡衛星の日記帳

はてブロメイト

ちらでの告知が遅れてしまったが、カクヨムにて連載『リビングデッド・ユースカルチャー』が現在第二回まで配信中。肩の力を抜きながらも己れのルーツと真っ直ぐに向き合った創作、にしたい。よろしくお願いします。

kakuyomu.jp

ックカフェ『岡書』、にて時間をつぶす(キルタイム)。ドトールのコーヒーとガナッシュを堪能しながらハーラン・エリスン『死の鳥』収録の名短編「プリティ・マギー・マネー・アイズ」や手島史詞の新刊(COMTAとのタッグ!)やレコ・コレ80年代クリムゾン特集などを読んで過ごす。ひとと待ち合わせをしていたのだが、この感じであれば何時間でも居られるな、と思ってしまった(店側としてはあまり良いものではないのだろうが)。休祝日の神経を逆なでる演奏会さえ無ければ本当に良い場所だ。

このところカレーづいている。『奥芝商店』のスープカレーを食す。感動。これまでスープカレーはSAMAが一番かと思っていたのだが、勝るとも劣らない(価格帯も概ね同じ)。調べてみると様々な土地に店舗がある『定番』のようだ。どちらもお薦め。他にもスリランカ料理『スパイス・ガーデン』にて初めてスリランカ・カレーを食し、その辛さとスパイスの妙味に痺れたり、豚丼以上に帯広民のソウル・フードたる『インデアン』にてカツカレーの中辛を食べたりも。なんだかんだでこれが一番落ち着く、というのは土地に根を張ってしまった証拠か。

日のCD。

ナゴミ・ハイツ

ナゴミ・ハイツ

 

V.A.『753812 ナゴミハイツ』

日本のコンピレーション。2015年発表。名古屋インディ・シーンを『宅録』というテーマで切り取ったもの、ということだがとても良かった。名古屋といえば小鳥美術館からDOIMOIまで様々なアーティストが居るわけだが、というかこの盤に関しても目的はDOIMOI杉山氏がやっているログメンが主目的だったのだが、収録曲「ステイルメイト」はなるほど素晴らしく、またアルバム中随一のねじれた楽曲で、単体での音源が楽しみになる出来だった。通して聴いてみてもおよそ真っ当、だとか普通、といったものから距離を置いたり、俯瞰で眺めたりしつつ、『いい曲』であることから逃げない作品しかなく、見事なコンピレーションであるとともに名古屋のインディ・シーンというものの恐ろしさを垣間見た気分だ。これは(DOIMOIではないが)名古屋に永住したくもなる。程よい脱力はまさに生活のBGM、しかし刺激的であることは忘れない名コンピ。値段、コスパ的にもお薦め。

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