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虚空の黙祷者

クローカ/黒岡衛星の日記帳

はてブロのカンガルー

題「私のブログ・ネット大賞2016」ということで、書いてみる。今年もSCSIDNIKUFESINさんの過去ログをよく読んだし、紹介されているCDもそこそこ聴けた。最近は更新頻度が落ちているのが残念だが、奈良まで氏のバンドであるDOIMOIを観に行き、本人に挨拶できた、というのは本当に嬉しかった。DOIMOIも好きなバンドで、僕の「カレンダー」という小説にタイトルと「小鳥」の歌詞をエピグラフとして引用させていただいたほどだ(PDF版のDL販売になってしまうが、ここここで読める)。

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あとはアイドル、というか欅坂46のブログもよく読んだ。すっかりアイドルオタクだな、と思いつつもまだ1年ぐらいなので、生まれたてのひよこみたいなオタク感というか、二次元に関しては物心ついてずっとオタクだったためあまりそういう、「自分はオタクとしてまだまだ」みたいな感覚は新鮮かもしれない。

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筆活動を11月までに終え(仕事納め、という表現がアマチュアにも当てはまるのかは知らないが)12月は遊ぶことにした。友人との忘年会や趣味の買い物納めなど、正月いっぱいぐらいまでは呆けている予定だ。

連して、久しぶりに『リサイクルブック』へと赴く。店名の通りの古書店ではあるがCDも取り扱っており、今後サエキけんぞう氏の近年の仕事なども取り扱う予定とのことで、『マッド・フレンチ・ジャパニーズ』などについてひとしきり盛り上がる。パステルズのシングル・コレクションを試聴したりしつつ、結局今回はCDを買わずエロ漫画を四冊ほど購入して店を後にした。帯広で最も文化的な施設はTSUTAYA西帯広店だと思っているが、その次ぐらいにお薦めしておきたい店だ。

日のCDその1。

極光 ?アット・ジ・エッジ・オブ・ザ・ワールド-

極光 ?アット・ジ・エッジ・オブ・ザ・ワールド-

 

Asturias『極光 -At the Edge of the World-』

日本のソロ・ユニットによる7枚目のアルバム。2016年発表。正直に、胸中を吐露してしまうならば「もういいのでは」と思っていた。アップ・トゥ・デイト的ではあったものの新しさを提示した『樹霊』、地続き、でありながらパーソナルな表現として成立していた『欠落』と来て、惰性になってしまうのでは、と思ってしまったからだ。そして、誤解を恐れずに言うのならば、その懸念は当たっている、ように思える。どこまでもクオリティは高く、しかし、今作が目指した特有の高み、のようなものは(少なくとも自分には)見つけられなかった。しかしだからと言って駄盤なのかというとまったくそういうことはなく、繰り返しになるが高いクオリティと、傑出したメロディ・センスが涙腺を強く刺激する。『プログレッシヴ・ロック』として新たな進化を見せた『樹霊』などに比べるとジャンル『プログレ』の名盤、となってしまったように思え、それは個人的には残念なのだが、きっとこの表現を愛する向きも居ると思うし、好みだろう、と片付けておきたい。どうしても今後の変化、を期待してしまうのだが。

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日のCDその2。

エスケイプ・フロム・リアリティ(Escape From Reality)

エスケイプ・フロム・リアリティ(Escape From Reality)

 

Stella Lee Jones『Escape from Reality』

日本のバンドによる2ndアルバム。2016年発表。上記と関連して、ということになるだろうか。とにかく、化け物じみたバンドだし、新譜が出たというそれだけで事件、だろう。クラシカル、ジャジー、ミニマルなテクニックの活かし方、混ぜ方の手本にして最先端を見せつけつつ、親しみやすい表現は決して安っぽくない『今様のフュージョン・ミュージック』として激賞されるべきだ。『プログレ』として評価される以上に『(バンド演奏として)先進的なもの』として聴かれるべきであり、前作の評価を繰り返すが『今、最もプログレッシヴなバンド(の、ひとつ)』なのは間違いない。前作のように入手しづらくなってしまう前に、聴いておきたい。

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