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虚空の黙祷者

クローカ/黒岡衛星の日記帳

Hateblo/Line~Hardcore Peace

日になってしまったが告知を。明日、6/19(日祝)にホテルさっぽろ芸文館で行われる『北海道COMITIA4』にサークル『SurvivalSicknessCity』として参加。スペースは『C17』。新刊は『魔法検定』シリーズ第2作『つづく光e.p. -乙種魔法取扱者-』。女子大生を描いた青春百合小説。恋愛要素強め。詳細は過去のエントリを参照していただけると幸いだ。

crouka.hatenablog.com

宣伝動画も。

よろしくお願いします。

止まず。北海道には梅雨が無いというのに。まさにそういう話を大阪で友人にしてしまったというのに。思い返してみればここ数年、こういった(こちらの言葉で言うところの)『蝦夷梅雨』みたいな状況が続いているような気もする。趣味の散歩ができずもどかしい。なにか屋内でできる運動を見つけなければ。

突にエロ本の話。茜新社のロリ系エロ漫画雑誌『Juicy No.14』に載っていた鳩麦月々という作家がすばらしかったため、過去の作歴を遡る。同人作品しか無いため中古を漁る。以前に絶賛していた内藤らぶか先生もそうなのだが、どうやら僕は根に少女漫画的なものを持っている作家に弱いらしい。以前友人と好きな絵柄について話した際(まあ、猥談だ)、「お前の好きな絵、耽美系っつうかなんつうか」とまとめられたことを思い出す。

日のアルバム。

LeftyFish『You, Fish! [EP]』

インドネシアのバンドによる1stミニ。2015年発表。もしかして「You Suffer」のオマージュなのだろうか……といった風の、カオティックコアだとかマスコアだとか言われるサウンドなのだが、とにかく面白いセンスをしている、と思う。メタリック&パンキッシュなストップ&ゴーに加え、ジャジーな管楽器やピアノの美麗な旋律も顔を出す。しかしそれらは概ね2分以下でまとめられており、ほとんどカットアップといった風情。ヴォーカルがどうにも小林ゆうに似ている気がしてならず、個人的には大槻ケンヂと絶望少女達を思い出すし、おそらく日本で近いのはミドリ辺りになるのではないかと思う。しかしそういった連中と比べてみてもかなりシンプルに、スカスカと言ってもいいぐらいの隙間と余裕を見せながら不敵なブルータリティを叩きつけてくる笑撃の7分間は震えるほどに格好良い。3倍ぐらいの体感時間と心地よい疲労感が感じられる名盤なので非常にお薦めだ。次作が待たれる。

日のCD。

MADRIGAL

MADRIGAL

 

笠原弘子『MADRIGAL』

日本の声優による1994年発売のアルバム。どちらかと言えばAOR的なアイドルポップスを歌っていた印象が強いのだが、今作はタイトルが指すような、zabadakや(初期の)遊佐未森を思わせる幻想的でエキゾチックな作品となっている。翌年、「空へ…」がヒットすることを考えれば納得なのだが、ディスコグラフィ中でも少し異色なのではないだろうか(網羅しているわけでは勿論無いのだが)。歌謡曲やアイドルポップスとったそれまでの路線と、おそらくは当時盛り上がっていたであろうニューエイジアンビエント的な要素がうまく溶け合い、今聴き返してもなかなかにユニークな作品に仕上がっている。表題曲なんてzabadak「水のルネス」をウォームにした感じがあるし(シンセの使い方が似てる)、アルバム中では異色の歌謡ハードロック「マリー・ルイーズの亡霊」なんかはノヴェラとSound Horizonの中間にたまたまたどり着いてしまったようでこれも興味深い。特に人脈などが被っているということも無かったと思うが、「zabadakとか遊佐未森の周辺ファンに」と言われてだいたいどの辺りか浮かべられるのであれば聴いてみても楽しいだろう。そうでなくとも、個人的にお薦めしておきたい隠れた良盤だ。