虚空の黙祷者

クローカ/黒岡衛星の日記帳

四月に降るはてブロ

週のお題「ゴールデンウィーク2016」とのことで、書く。とりあえず、初日はべらぼうに寒い。上記の通り雪が降り、まさしく『ひどい気分になるときもある』というやつだ。しかし5/1から札幌へ行き、Plastic tree春ツアー2016『剥製』を観てくる予定だ。アルバムも佳盤だったが、彼らはライブバンドなので(僕が好きな音楽はほとんどがそうだが)生で観るのを楽しみにしている。

っと眠っていたコーヒーメーカーを自室に設置する。一手間、というほどの手間もかからずにひと味違うコーヒーが飲める、というのは僕のようなコーヒー中毒者にはありがたい。飲み過ぎないよう、そして趣味として熱中しすぎないよう気をつけなければならない。

Steam等を使い、『ゲーセンいったつもり貯金』というのを始めてみた。手元に貯金箱と50円玉を用意しておき、家でゲームをするときもクレジットを入れる癖をつける、というものだ。いっそUSBで接続できれば便利なのだが、と思いつつ完全手動。それにしても、『コイン1こいれる』が手軽に家で出来るというのは小さな歓びがある。

日のCD。

Dizzy Mizz Lizzy「Forward in Reverse」(Deluxe Edition)

デンマークのバンドによる(スタジオ盤としては)19年ぶりの3rdアルバム。2016年発表。前回と同じ表現になってしまうというか、まだ4月だというのに『2016年を代表する1枚』がこんなに出てよいものだろうか。良い作品が出てくれるに越したことはないが。もともと、オルタナティヴロックの気風を拍子トリックなどを用いたひねりのあるポップロックへと落とし込むのがうまいバンドだったのだが、芯を残しつつもよりハードに、そして今様のロックのエッセンスが確かに感じられる仕上がりになっている。デビューが全盛期、と思われていたバンドの再結成新譜だとは思えない、というのがやはり正直なところであり、時の流れだけをつまんでしれっと出した3rdアルバム、という風ですらある(タイトルもそういった感じだ)。デラックス・エディションにはラウドパーク'15でのパフォーマンスがノーカットで収録されており、こちらもメタル・フェスでの演奏ということで基礎体力の高さを再確認できる素晴らしいもの。ロック・アルバム、ロックバンドとして最高であり、ベースを触る人間のひとりとしてなれるものならDizzy Mizz Lizzyになりたい、と思わせてくれる存在だ。すでに札幌公演のチケットも取った。楽しみだ。