虚空の黙祷者

クローカ/黒岡衛星の日記帳

007/はてブロの報酬

LINEというものに登録してみる。IDはtwitterと同じ『chrorograph』。特に失うものもなし、と晒しておく。僕と話してみたい、という人はひとつ登録してみるとよいのでは。

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所のTSUTAYAでレンタルコミックが安かったため、まとめ借りをする。普段は読まない、買わないような、けれど面白い作品ばかりで打ちのめされる。しかし一週間で20冊というのはちと多い。ただでさえ最近は漫画をあまり読まないというのに。

画『007/カジノ・ロワイヤル』を観る。圧倒的なまでにクオリティの高い活劇。これまでいくつかボンド映画を観てはいるのだが、ここまで面白いと思えたものはなかったように思う(思い入れのある作品、というのはあるが)。すばらしかった。

ーム『Card City Nights』にハマっている。ずっと気になっていた作品なのだが、思い切って買ってみるとそのとぼけた味わいの絵柄とよく練られたカードゲームパートに感心してしまった。一人用なので対人戦ができないのは惜しいが、CPU相手にあれこれと思考するのが苦ではないよう作られており、コストパフォーマンスはすこぶる良い。BGM(サントラはDLCで¥98)もカートゥーン調のヒップホップとでも言うべき内容でなかなかだ。日本語には対応していないが、英語の学習にもちょうどいいレベルの文章のようだし、しばらくは没入してしまいそうだ。

日のアルバム。

all time Lovin'

all time Lovin'

  • 豊崎 愛生
  • アニメ
  • ¥2100

豊崎愛生『all time Lovin'』

日本の女性声優による3rdアルバム。2016年発表。結論から言い切ってしまうと、まだやれる、というのが正直な感想だ。しかしむしろそれは伸びしろの話であり、まだ、これからの進化を期待できるというのがまず嬉しい。そして何より、そういった印象を残しつつも内容の素晴らしさは決して前作に劣ってはいない。ここ最近のアルバム・ビジネスの流行になりつつある、既発曲(ほぼ)全部入りの中身でありながら流れもきちんと作れているし、アルバム単位で聴くからこそ、という説得力を増す(たとえば「叶えたまえ」や「トマト」に代表されるように、もともと素晴らしい楽曲群ではあるが、再配置によってより魅力を増しているように思う)。「恋するラヴレター」のように、きちんと新録曲にキラー・チューンがあるのもポイントが高い。『参加作家による豊崎愛生ドキュメンタリー』として内省的な側面があった前作に比べ、今作は軽やかだ。ある種の吹っ切れのようにも見えるが、おそらくはそれがポジティブなものであり、快進撃はここから始まるのだ、という強い期待を抱かせる。そういった意味で今作はセカンド・シーズンの1stアルバムとしてとらえることも出来るのではないだろうか。現時点のアーティスト豊崎愛生、名刺代わりの一枚であり、真価は(まだ公演を観ていない僕が言うのもなんだが)ライブにこそあるのだろう。是非とも体験してほしい。確かにアルバムも極上のポップス集であり素晴らしいが、ライブはこんなものではないだろうから。