虚空の黙祷者

クローカ/黒岡衛星の日記帳

ハッティ・はてブロの寂しい死

日触れた『Hero and Daughter+』が面白い。元々はフリーゲームということで

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からダウンロードできる模様(steamのほうは+αを加えた有料版)。様々な要素を盛り込んではいるが、基本的にはRPG、それもハックアンドスラッシュと呼ばれるダンジョン探索型だ。遊んでいる印象としてはユルめの『デビルサマナー』といった感じで、仲間キャラの特性によってガラッと変わるプレイスタイルと、それでもあくまで快適さを損なわないバランス取り(この辺りアトラスぽくはないが)に感心。まだやりこみ要素の部分まで到達していないが、ボリュームはかなりあるので既に有料分の元は取れたか、というぐらい満足している。何よりややピーキーな造形の女の子が可愛くて良い。

月に行われる『北海道COMITIA4』用のネタ出しに着手する。一風変わった写真サークルに所属する女子大生たちの百合物語、になる予定。乙ひより先生の『クローバー』みたいなものを自分流に書いてみたいと思いつつイメージを膨らます。仮タイトルは前作あとがきでの宣言通り『つづく光 e.p.』。特に問題が無ければそのまま通す。

まひるの月

まひるの月

イメージソング。

州に転勤した友人が遊びに来たので迎撃する。ちょうどこちらで始まった映画『ガールズ&パンツァー 劇場版』を観に行き、駅前うまいものやめぐりなどをしてすごす。なかなか普段では食べないような少しばかりいい食事(家で済ませてしまいがち)やいい酒などが入り満足。途中喫茶店に入りガッツリとオタク話に花を咲かせたりもしつつ、充実した時間だった。

いうわけで映画『ガールズ&パンツァー 劇場版』を観てきた。ただただ満足感の高い映画だった。ここまで観る者に爽快感しか与えない映画もそう無いのではないか。いや、きちんと考察すれば色々と出てくるのであろうが、僕は少なくとも現状で満足だ。しかし、ここまで『アトラクションとしての映画館』を感じたのは初めてであり、それが時代の要請によるものなのかはわからないが、素直に凄い、と思えた。

日のCD。 

Break’em out ep.

Break’em out ep.

 

the PeteBest『Break'em out ep.』

日本のロックバンドによる2001年発表のミニアルバム。前作『Trinity Heads』がミクスチャーのエンジンを選択したオルタナ、といった風で非常に格好良いのだが、こちらは表題曲にbabamania(懐かしさしかない名前だ)の助けを借りるなどかなり飲み込まれ気味だ。基本的にはPIZZA OF DEATH的なポップ・パンクと紙一重なのだが、ミクスチャー由来のグルーヴ感とあくまでオルタナ・ギターロックバンドであるという出自が今作を独特なものにしており、中でもCarole Kingのカバーである「I feel the earth move」はほんとうに素晴らしい。極端な話、この一曲のために探して買っていい、と薦められる隠れ名カバーだ。全体的な名盤度では前述の『Trinity Heads』に譲るが、こちらも悪くないアルバムだ、と思う。時代の徒花にしておくには惜しい。