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虚空の黙祷者

クローカ/黒岡衛星の日記帳

YARUSE NAKIO の はてブロ

と思い立ってゲームボーイアドバンスSPを購入したため、久しぶりにゲームをプレイしている。『DIGIDRIVE』と、妹から借りているPS Vita用の『うた組み575』。前者はごくシンプルな操作感のパズルゲームでやみつきになり、以前『グンペイ』なんかにハマった時と同様の中毒症状を起こしている。アドバンスSPというハードがまた良い。久しぶりに玩具としてのゲームハードに触れている感じというか、童心に帰れるような気がする。後者は『Project DIVA』からの流れを汲むVOCALOIDを用いた音ゲーであり、『踊ってみた』カルチャーを切り取った野心作だ。SEGAにしては難易度が低めに設定されており、『Project DIVA』のように高みを求められるタイプの音ゲーが苦手な僕としては非常に楽しい。うまい具合にリハビリになっているので、このまま『GOD EATER  2 RAGE BURST』にも着手しておきたいところだ。

レポ5/7はライブの日。Plastic Tree春ツアー2015「Slow Dive」ファイナルのために渋谷公会堂まで赴く。開場は夕方のため、渋谷の中古CDショップなどをひやかす。レコファンをざっとしか見られなかったのが心残りだ。そして肝心のライブ。素晴らしい、としか言えなかった。やはり有村氏は病み上がりのように見えたのだが、それがまた声の色気を増していたように聞こえたのはファンの妄想か。セットリストも意外で、かつ満足感のあるものだったし、演奏ももちろん最高だった。信者、あるいはバンギャと化した僕が言っても信じてもらえないかもしれないが、そういったものをぎりぎりまで差し引いてロックリスナーとしての視点で発言しても素直にカッコいい、と思えるのがPlastic Treeの良いところだ。終演後は友人と落ち合い、遅めの夕食を兼ねて飲みながらtwitter世間話などをした。『放課後のプレアデス』を薦めてもらったのだが、今の環境では『血界戦線』と丸かぶりで録画できないのであった。レンタルか何かで観るつもりはある。5/8は泊めてくれた友人に礼を言って別れ、飛行機の昼の便で帯広へと戻った。預けたCDの袋が裂けていたようで、とかち帯広空港の手荷物受け取りの場で散らばったCDを係の人が用意した別の袋に入れ替えた。なんともしょっぱい旅の終わりだ。帯広名物インデアンのカレーを食べて家に帰り、全行程終了。楽しかったが、流石に長居しすぎた。やはり僕は東京には住めないな、ということを実感した次第だ。

中啓文『聴いたら危険!ジャズ入門』という本をようやく手にしたのだが、過激すぎるアジテイトの数々に、どちらかというと『読んだら危険』なのはこちらの方なのではないだろうか、などと考える。確かに、バーやカフェで、あるいは居酒屋で流れる小洒落たBGM、という認識を変えさせたい、という気持ちはわかるのだが、だからといって『フリージャズに打ちのめされれば現代のジャズがわかる』といった言い分もまた、極論に対抗するために極論をぶつけているように見えてしまう。ガイド本としては有用なだけに、どうしても思想面で相容れないのが残念だ。僕が思うに、ジャズ初心者が「あ、ジャズ聴きたい」と思ったのなら、1080円を握りしめて大きめのCDショップへ行き、ジャズコーナーでディスプレイされた日本盤廉価再発CDの中からジャケットがカッコイイと思ったものを買えば良いのだ。流石にそれでは不安だ、というのならそういった店には大抵バーコード読み取り型の試聴機があると思われるので、さわりだけでも聴いて判断すると良い。特に聴きたい楽器やヴォーカルの有無などを気にするのであれば帯があるし、意外とアリなのではないかと思う。モダンだクールだフリーだファンクだ、といった情報は後から勉強すれば良い。これもまた極論ではあるが、思想から入るよりはマシだろう。