虚空の黙祷者

クローカ/黒岡衛星の日記帳

はてブロ学園組曲

Blue Noteのアルバム、というものを久しぶりに買った。Andrew Hillリーダー作を4枚。Blue NoteもPrestigeも殆ど手元に無いのはジャズ好きとしてどうなのか、という話ではあるのだが、そもそも僕はそういう権威化が嫌いでジャズ・コミュニティと距離を取っているのだ。とはいえ、Blue Note創設者であるAlfred LionがAndrew Hillのような不思議なミュージシャンをどうにかして売ることに執着していた、というのはとてもいい話だと思う。『定番』が通用しなくなった今こそ、こういったユニークなミュージシャンが売れてほしいと思う。たとえば、プログレ・ファンなんかが聴くと楽しいのではないだろうか(僕もそうだ)。

言通り、TRPGりゅうたま』のオンライン・セッションを行った。システムとしては本当にプリミティブというか、『ソード・ワールド(無印)』以前を感じさせるもので(PLのひとりは『D&D』を想起したようだ)すっかりF.E.A.R.のシステムに慣れてしまった身としては非常に新鮮だった。シンプルながら奥は深く、というかシンプルだからこそGMの技量が試される部分もあるのだが、今回はそのシンプルさに甘え、助けられた形になる。少しばかりラフにシナリオを組み、回したのだが、PL達には無事に楽しんでいただけたようで何よりである。Skypeボイスチャットを用いたセッションの場合、どれだけ会話がグルーヴするか、が面白さとして大きいと思っているのだが、その点がきちんと機能したのが大きい。ゆっくりとした規模のキャンペーンになる予定だが、今度はPLとしてもプレイしてみたい。

54-71のマイブームが来た。友人に薦められた時はまだピンと来ていなかったのだが、初期ポスト・ハードコア的なノリが掴めると病み付きになってくる。個人的な音楽体験で言うとMake-Up(DISCHORDの)辺りに近い、がもっと精密だ。活動休止中だというのが非常に勿体無い。