虚空の黙祷者

クローカ/黒岡衛星の日記帳

はてブロ午前零時

NHKプレミアム『世界は歌う 世界は踊る 遙かなるアルゼンチンタンゴ 魅惑の世界』の録画を観る。Salle GaveauからAstor Piazzolla、小松亮太といった辺りの本当にベタなところに対する興味本位で観たのだが、想像を絶する内容に感動する。ブエノスアイレスという『文化』を象徴するものとしての『タンゴ』。マジック・リアリズムと言われる文学とも密接に繋がるこの表現に関してはもっと突っ込んで学んでみたいところだ。

回もツタヤディスカスからCDが届く。FROG『Caricature』は沖井礼二のプロジェクト2009年2nd。やはりプロデューサー/ソングライターとしての曲提供にはそこまで興味がわかず、バンドマン/ベーシストとしての沖井礼二が好きなのだ、ということを再確認する。最高。清水靖晃『IQ-179 愛究壱百七拾九』は81年作。ポスト・パンクからニューウェーブへのグラデーションの中に位置するであろう刺激的な音。坂田明などもそうだが、こういった『パンク以後のジャズ』を無視した『パンク・ジャズ』ムーブメントが表舞台から消えてしまった昨今の日本、というのはとても勿体無いものに思える。

民プールに行くための最寄りのバス停(徒歩20分ぐらい)を確認しがてら、ツタヤ、ブックオフと歩く。決して予算は潤沢ではなかったのだが、そういう時に限って掘り出し物が見つかってしまうものだ。CDを5枚、古本を5冊購入。結局10000歩ぐらい歩いて帰って来たら風邪の予兆。明日は天候も荒れ気味だそうだ。無理をする気はないので、何もかもがなんともないことをただ祈る。

稿の〆切まで余裕を持った状態で同人誌作業をほぼ終え、あとは遊ぶか……と思っていたがTRPGりゅうたま』のGMが4/5にあったのを忘れていた。慌ててシナリオ作成。遊びといえば遊びだが。