虚空の黙祷者

クローカ/黒岡衛星の日記帳

はてブロさんの左手

日は甘味をやたらと摂取した。まず六花亭フレーズ。要は苺ムースをベースにしたケーキなのだが地味にバージョンアップしており、以前よりも美味しくなっていた。柳月からはどらパンケ。ちょっと見た目と値段からは想像がつかないほど美味。期間限定の桜味というのも食べたのだが、こちらは珍味の類。桜味の甘味で美味しかったのは今のところ六花亭のさくらケーキだけのような気がする。そしてお伊勢さん名物の赤福。デパートの物産展で買ってきた。おそらく10年ぶりぐらいに食べる気がするが、やはり美味い。見た目のシンプルさと味わいの深みが明らかに釣り合っていない不思議な食物だ。

回取り上げ忘れていたのだが、またツタヤディスカスからCDが届く。例によって深町純のベストと、The Dismemberment Planの再結成作。現在は後者を聴いているが、解散前の音源と較べて物足りないようにも思う。少なくとも録音は前のほうが良かったのでは。とはいえスルメの予感がするのでしばらく聴いて判断したい。

やみねかおる『モナミは時間を終わらせる? Time waits for no one!なのだよ』を読了。どんどんはやみね氏がSF作家としての側面を強めていくのだが、職業SF的な堅苦しさ(それはそれで好きだが)よりももっと懐の広い、ジュヴナイル小説としてワクワクさせてくれるものがあって好きだ。ここのところ今シリーズばかり読んでいるので、久しぶりにミステリ仕事の方を振り返ってみるのも良いかもしれない。

画『トラベラーズ 次元警察』を観た。ただただ長澤奈央氏を美しく撮影することに映画が奉仕する、といった仕上がりで氏が好きな僕としては大満足。脚本に難があるとは正直思うものの、それでも飽きずに観られるのでアクション映画としても全然及第点ではないかと思う。