虚空の黙祷者

クローカ/黒岡衛星の日記帳

インヒアレント・はてブロ

WEB連載用の小説執筆が進まないため、気分転換のため散歩へ。と思ったら気付けばTSUTAYAで無料クーポンを使いDVDやコミックをレンタルしてみたり、一人でカラオケ屋に入ったりと盛大に遊んでしまった。しかしこの辺の娯楽はとんでもなく安い、ということを再確認させられる。コンビニの100円コーヒーを飲みながら帰宅。

くないタイプの内省モードが続く。唯一の癒やしはいただきものの樫木祐人『ハクメイとミコチ』だ。よく出来ていて、和む。個人的に好きなモチーフでもあるし、言うことなしだ。しかしこと創作に関しては沈んでいたほうが筆が冴える部分もあり、難しい。

ちらもいただきものの諸星大二郎自選短篇集『汝、神になれ鬼になれ』を少しずつ読み進めている。おそらく彼の作品で最も有名であろう「生命の木」収録。とはいえ、タイトルよりも『おらといっしょにぱらいそさいぐだ!』といった台詞の方が有名かもしれない。面白いが、一編ごとの持つ力が強いため一気に読み進められず。良い短篇集である証拠だ。禍々しいので枕元には置いておきたくないが。