虚空の黙祷者

クローカ/黒岡衛星の日記帳

はてブロ雀士スーチーパイ

タヤディスカスから大村憲司『First Step』と空気公団『こんにちは、はじまり。』が届く。前者は深町純ワーク、後者に関しては10代の頃にジャケ買いした『夕暮れ電車に飛び乗れ』からなんとなく好きで追ったり追わなかったりしている。熱心なファンというわけではないのだが、僕のリスニング人生のところどころで顔を出しては素晴らしい体験を残していってくれる存在だ。聴き終えたら朝イチで郵便ポストに返却する。

ちおうは減量中の身であり、夜食を摂取するわけにはいかないので最低限として海苔を一枚だけ食す。思った以上にちゃんと空腹が紛れる。そんな空腹グラフィティ。つくらない、たべない。

カチューこと『世界の中心で愛を叫んだけもの』(ハーラン・エリスン)をそろそろ図書館に返却しなければならないため読み始めた。何事も急かされないと手を付けない質だ。強烈な悪意に思わずひるんでしまうが、面白い。翻訳の小説にこれを言うのも、とは思うが文体が格好よいので、それだけで読めてしまうという短編がいくつか。