虚空の黙祷者

クローカ/黒岡衛星の日記帳

くもりはてブロ向こうは風の街

People In The BoxのDVD『Cut Three』を観る。PITBは特別好きというほど愛着はないのだが、波多野氏がPlastic Tree有村氏と親交がある、ということで聴いている(不純だ……)。いかにも残響(record)出身といったポストロック感は今の好みからずれるものの、とにかく曲がいいので聴く度に耳が惹きつけられる。今作は前半のアコースティック・セット(音源化希望!)も素晴らしいが、後半のテンションも凄まじい。『Cut Two』よりも断然良い。サポートギタリスト有ということで、ハンドマイクの波多野氏が可愛い。

Rico Rodriguez『Man From Wareika』、『Wareika Dub』を聴く。The Specialsとの共演でも知られるSKAトロンボーン奏者によるアルバム。ざっくりと言ってしまえばインスト・レゲエ・アルバムとそのダブ・アルバムということなのだがそこは歴史的名盤、どちらもただただ素晴らしいとしか言えない出来。もともとSKA/REGGAEに於けるトロンボーンの音色が好きだということもあり、至福の時間を過ごす。特に前者のボーナス・トラックには遊び心あるカバー曲なども多数収録されお買い得だ。1080円なので買えるうちに買っておくことをお薦めする。

ろそろ眠れないネタがシリーズ化してきているが、ずるずると入眠時間を遅らせることで生活リズムを昼型に戻すことが出来る、ということでもある。どうせ今は無職なのだし、好きな時間に寝たり起きたりする。贅沢。