虚空の黙祷者

クローカ/黒岡衛星の日記帳

病める無限のはてブロの世界

うところがあり、自分を見つめ直していた。結果的にはライムスター「ONCE AGAIN」ばりにやっていくしかない、という結論で、これからも弱いなりに生きていきたいと思う。

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述の通り、少し意識してラップを聴いている。単純に、ダンス・ミュージックとして格好良い、ということもあるし、ラップのメッセージ性がようやくしっくり来るようになってきた、とも。シャカゾンビなど懐かしいな、と思うし、この機会にと初めて聴いたBUDDHA BRANDは今聴いてもクールだと思う。R-指定が「格好良いラップを聴いていると自分も強くなれたような気がしていた」とインタビューでよく言っているが、わかる、気がする。

週のお題「秋の味覚」ということで書いてみる。梨が好きかな。

日のCD。

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chikyunokiki『BALL』

日本のバンドによる2ndアルバム。2016年発表。彼らのことはROTH BART BARONとのスプリット・ツアーで知ったのだが、衝撃だった。遅れて音源の方も購入したが、これも凄い。確実にポストロック~マスロック経由でありながら近年のJazz The New Chapter的なファンクネスを感じさせる演奏と、決して上手いとは言えないながらもジャパニーズ・エモの歴史を感じさせるヴォーカル/詞。ポストChris Dave(と、もう、言い切ってしまおう)のJ-POP表現としてはceroのアプローチの裏側を行くもの、という表現も出来るだろう。ラッパーのMC松島を客演に呼ぶなどの柔軟さも備え、十二分に名盤ではあるものの、これからさらに進化し注目されるであろうバンドだ。タワレコ限定、と少しばかり入手に難ありだが、お薦め。

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